千里文化財団はおかげさまで2021年4月1日をもちまして、内閣府から公益認定を受けて、正式名称が「公益財団法人 千里文化財団」となりました。これも友の会会員をはじめ、関係者各位の長年にわたるご協力、ご支援のたまものと深く感謝申しあげる次第です。
当財団はこれまでも公益目的の事業展開をしてまいりましたが、あらためて「文化人類学・民族学等の振興を図るため、関係諸機関と連携しその普及に努める。それらの活動を通して人類の多様な社会や文化に対する市民の理解と教養を培い、地域社会に根ざしつつ、ひろく国際社会に貢献する」ことを目的に掲げることとなりました。より具体的には、国立民族学博物館をはじめとする各種機関の活動に対する支援や利用促進など多岐にわたりますが、「国立民族学博物館友の会」の運営など初心を忘れず、心新たに、さらに充実した事業展開をはかってゆく所存です。
収束の兆しが見えないコロナ禍にもめげず、公益財団法人として文化人類学等の振興をはかるさまざまな事業を展開し、地域に根ざした社会貢献活動に取り組んでまいりますので、今後とも変わらぬご支援とご協力のほどをお願い申しあげます。(2021年4月1日)