年末年始のオンラインショップの営業について
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『季刊民族学』189号
商品コード: 2200010004365901
『
季刊民族学』は「国立民族学博物館友の会」の機関誌です。
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季刊民族学189
第48巻3号 通巻189号(2024(令和6)年7月31日発行)
ISBN978-4-915606-92-2 C0439 ¥2500E
先住民にとってあらたな脅威か、希望か?
日々の暮らしやこれからの社会を変えるデジタル世界での挑戦に迫る
『季刊民族学』189号
特集「先住民のデジタル世界――ありふれた日常実践と、あらたなる挑戦」
公益財団法人千里文化財団(大阪府吹田市千里万博公園10-1)は、2024年7月31日に季刊民族学189号 特集「先住民のデジタル世界――ありふれた日常実践と、あらたなる挑戦」を発行いたしました。
世界規模の情報通信インフラの拡充にともない、各地の先住民コミュニティにおいてもインターネットへのアクセスが一般的なものとなり、デジタル機器が盛んに利用されています。本特集では、SNS やアプリの利用、スマホでのやりとりなど、先住民のありふれた日常実践を通して、先住民の多種多様なデジタル世界とそこで展開されるあらたなる挑戦に迫ります。
【表紙写真キャプション】ハンズフリー通話でつながる(オーストラリア北部準州、2023年)撮影 平野智佳子(国立民族学博物館准教授)
【目次】
特集「先住民のデジタル世界――ありふれた日常実践と、あらたなる挑戦」
「躍動する先住民のデジタル世界」
平野 智佳子(国立民族学博物館准教授)
「SNSを通したアボリジナリティの形成――ブロディ家の事例から」
栗田 梨津子(神奈川大学准教授)
「歌と踊りのデジタルアーカイブ――先住民マオリによるFacebookの活用」
土井 冬樹(天理大学講師)
「ロサンゼルスのメキシコ移民をつなぐゲラゲッツァ」
山越 英嗣(都留文科大学准教授)
「オンライン化で変わる先住民居住区の暮らし――近くて遠いブリブリの人びととその世界」
額田 有美(南山大学講師)
「クルージング・ザ・インターネット――ナヴァホ・ネイションにおけるデジタル・メディアとSNS」
渡辺 浩平(国立民族学博物館外来研究員)
「羽根飾りの冠に弓矢を構え、スマホで繋がりドローンを操る――ペルーのアマゾニア先住民の森と河を守る運動」
神崎 隼人(大阪大学附属図書館特任研究員)
「国境係争地でスマホを開く――インド北東部における人、機械、環境の関係」
長岡 慶(東京大学学振研究員)
「ネット コタン アンカㇻ(ネットのまちをつくる)――アイヌがネット空間でつながるために」
北原 モコットゥナㇱ(北海道大学教授)
記事
「街の空間とリズムに触発される――ハバナの音響空間、モザンビーク島の近所づきあい」
松井 梓(国立民族学博物館特任助教)
「天上から地上へ魂を導く大凧――グアテマラ、マヤ先住民集落の死者の日」
本谷 裕子(慶應義塾大学教授)
「『声』が聞こえる現象とは何か?――スピリチュアルと統合失調症のあいだの心理人類学」<後編>
ターニャ・M・ラーマン(スタンフォード大学教授)
連載 フィールドワーカーの布語り、モノがたり 第7回
「中国貴州省、ミャオ族の頭布――日々の装いに起きた変化」
佐藤 若菜(京都女子大学准教授)