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『季刊民族学』187号
商品コード: 2200010004309201
『
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季刊民族学187号
第48巻1号 通巻187号(2024(令和6)年1月31日発行)
ISBN978-4-915606-89-2 C0436 ¥2500E
特集 境界をゆきかう日系人
日本からの移住者およびその子孫である「日系人」は世界全体で400 万人以上いるともいわれ、その移住の歴史は1868年のハワイへの集団移住を起点とすれば150 年を超える。本特集では、ルーツや移住の事情、居住地、世代、アイデンティティのあり方など、多様な日系人を取りあげる。国や文化、民族の境界に生き、境界をゆきかう日系人の姿をとおして、異なる文化をもつ人びとが共生する社会のあり方を考えたい。
目次
000 表紙「ハグ――友情と幸福、孤独の終わり」写真:ジュニオール・マエダ(写真家)
001 目次
002 表紙のことば 文:編集部
003 特集「境界をゆきかう日系人」
004「われら日系人、新世界と日本社会をゆきかう」中牧弘允(国立民族学博物館名誉教授)
008「「日系人」の変遷とnikkeiの意味――日系コミュニティと日系社会のちがい」小嶋茂(JICA 横浜 海外移住資料館 学芸担当)
012「重層的な記憶の場へ――サンパウロ東洋街の発展と変容」根川幸男(国際日本文化研究センター特定研究員)
020「「帰国」の先にある日常と未来――日系ブラジル人の子どもの教育」山本晃輔(関西国際大学准教授)
028「デカセギを伝える」ジュニオール・マエダ(写真家)
038「「終活」や「総括」に挑む日本在住の日系人たち」アンジェロ・イシ(武蔵大学教授)
046「踊るミグリチュード――ハワイ沖縄系移民のエイサーにみる災いと幸い」城田愛(同志社大学嘱託研究員)
054「三尾とカナダをめぐる移民文化の資源化と次世代育成」河上幸子(京都外国語大学教授)
062「鉄条網のなかの盆踊り――アメリカ強制収容所の日系人と音楽・芸能」早稲田みな子(国立音楽大学教授)
072「南カリフォルニアの「日系企業城下町」」佃陽子(成城大学准教授)
078「軍靴からサンダルへ――日系インドネシア人一世の生涯」伊藤雅俊(日本大学助教)
086「移民の送り出し側から、受け入れ側へ――みんぱくの日本展示「多みんぞくニホン」セクション」菅瀬晶子(国立民族学博物館准教授)
088「神を招き、神と遊び、神を活かす――広島県庄原市東城町・西城町の地祭」鈴木昂太(国立民族学博物館助教)
096 連載 フィールドワーカーの布語り、モノがたり 第5回
「台湾先住民セデックと三つの織り機」田本はる菜(成城大学専任講師)