【終了】第40回人文機構シンポジウム「人類妄想進化論ー文学はいかに地球社会を共創するのか?」

【令和5年3月23日 12:00更新】
本シンポジウムの会場・オンライン参加ともに、定員に達したため、
受付を締切させていただきます。
たくさんのお申し込み、ありがとうございました。

第40回人文機構シンポジウム
「人類妄想進化論ー文学はいかに地球社会を共創するのか?」

日時:令和5年3月25日(土)13時00分~16時00分(開場12時00分)

会場:京都府立京都学・歴彩館
(〒606-0823 京都府京都市左京区下鴨半木町1-29)
※会場とオンライン配信(中継)の併用で実施します。
定員:会場 200名/オンライン 300名

主催:人間文化研究機構
共催:京都府立京都学・歴彩館

第40回人文機構シンポジウムチラシはこちら

プログラム
12:30 開場

13:00 開会 ごあいさつ 木部暢子(人間文化研究機構長)

13:05 講演
西尾哲夫 国立民族学博物館教授
「文学と地域研究―環境と心性を架橋する人と自然の新たな風土学を求めて」

13:35 講演
山中由里子 国立民族学博物館教授
Not Just Fantasy―単なる妄想ではない想像界の生きものたち」

14:15 休 憩

14:30 座談会「妄想が人類を進化させた?」
森見登美彦(作家)×西尾哲夫×山中由里子

16:00 閉会

[新型コロナウイルス感染症拡大防止にあたってのお願い]
・シンポジウム当日に、発熱等体調にご懸念・ご不安のあるお客様にはご来場をお控えいただきますので、予めご了承ください。
・基礎疾患(糖尿病・心不全・呼吸器疾患等)がある方、妊娠中の方は、医師の判断や関係機関の情報をご確認の上、慎重なご判断をお願いします。
・入場時の体温測定にご協力ください(37.5度以上の熱がある場合は入場をお断りさせていただきます)。
・マスクの着用は、参加される方のご判断にお任せします。「咳エチケット」の励行をお願いします。
・会場設置の消毒液や、手洗いなどでこまめな手指の消毒をお願いします。また、トイレでの手洗い後はご自身のハンカチをご利用下さい
・会場では、周囲の方との距離を1メートル以上あけて、密集を避けるようにご協力ください。

理事長徒然草(第18話)
前理事長小山修三先生を追悼する

前理事長小山修三先生が2022年10月26日に天寿を全うされました。満83歳でした。謹んで哀悼の意を表し、ご冥福をお祈り申し上げます。

小山修三先生は2013年4月1日に理事長に就任され、2018年3月末まで5年間在任されました。ちょうど財団法人制度が見直され、当財団も非営利型の一般財団法人として再スタートを切った時期に当っていました。その意味で従来とはちがう運営に心を砕かれ、慣れない舵取りに腐心されたのではないかと想像しております。

たとえば『季刊民族学』に新風を吹き込もうと「信州の山」の特集を組み、長野県知事と元文化庁長官との鼎談を企画されました(157号、2016年)。また特集「千里から考える ニュータウンとそのゆくえ」も吹田市立博物館館長をつとめた時期の人脈が功を奏しているように思われます(161号、2017年)。わたしはたまたま信州の出身であり、吹田市立博物館の後継者でもあったことから、両方の号に協力し、みずからも寄稿することになりました。

小山先生は1976年に国立民族学博物館の助教授として着任され、縄文文化やアボリジニ文化の研究を推進する一方、コンピュータを用いた人口解析など、人文科学と情報科学のコラボにも熱心でした。各種シンポジウムや展示にも積極的に関与され、研究部長としての重責も果たされました。民博退職後、2004年からは吹田市立博物館の館長として「開かれた博物館」をモットーに果敢に市民参画を率先垂範されました。民博の広瀬浩二郎氏と取り組んだ「ユニバーサル・ミュージアム」をめぐる一連の研究・企画も画期的な業績の一つです。

小山先生は他の追随を許さないほどの馬力の持ち主でしたが、寄る年波を感じられたのか、4年前に理事長職を退かれました。不肖わたしがその跡を継ぎ微力を尽くすことになりましたが、偉大な先達を失ったことは誠に残念でなりません。どうぞ安らかにお眠りください。

なお、以下の追悼文もご参照いただければさいわいです。
吹田市立博物館のホームページ
吹田市立博物館の市民ブログ
吹田市立博物館 館長のページ

【終了/共催イベント】2022/10/29(土)日本万国博覧会記念公園シンポジウム2022「人類よ、どこへ行く?ポストコロナの世界を占う Quo vadis. homini?」

画像をクリックするとPDFをダウンロードできます。

下記催しを共催にて実施いたします。
お電話でのお申込み・お問い合わせは当方で受け付けております。
みなさまぜひご参加ください。

名称
国立民族学博物館 特別研究関連事業
日本万国博覧会記念公園シンポジウム2022
「人類よ、どこへ行く? ポストコロナの世界を占う Quo vadis homini?」

 内容
新型コロナウイルス感染症はまたたく間にしてグローバルに広がり、いまも人類社会に甚大な影響を及ぼしています。社会に潜在していたさまざまな差別意識や矛盾が顕在化するなか、人類が近代に入って作りあげてきた制度や規範の意義と存在理由が、改めて問われています。 万博記念公園と国立民族学博物館が協働しておこなうシンポジウムの2年目にあたる本企画では、精神医療、医療、哲学、比較文学・比較文化など、各分野の第一線で活躍する研究者が議論を交わし、コロナの世界像を描きます。

※本企画は、国立民族学博物館の特別研究「コロナ禍に対するローカルな対処としての『文化の免疫系』に関する比較研究」関連事業です。

 日時
20221029日(土)13301630(開場1300

 会場
国立民族学博物館 みんぱくインテリジェントホール(講堂)(定員200名)
※オンライン(ライブ配信)あり。当日、みんぱくホームページより無料で聴講いただけます(申込不要)。

登壇者
斎藤 環(筑波大学教授)
朝野 和典(大阪安全基盤研究所理事長、大阪大学名誉教授)
山中 由里子(国立民族学博物館教授)
中島 隆博(東京大学東洋文化研究所教授)
吉田 憲司(国立民族学博物館長)
島村 一平(国立民族学博物館准教授)

受付方法
受付期間:2022年9月5日(月)~10月21日(金)
受付フォームもしくは、お電話でのお申込みを受け付けております。
◆受付フォームのご利用は、みんぱくホームページをご確認ください。
◆お電話でのお申込みについては、以下をおしらせください。
 ①イベント名 ②代表者氏名(漢字、ふりがな)
 ③参加人数(代表者を含む2名様まで) ④電話番号(代表者のみ)

申込先 公益財団法人千里文化財団 06-6877-8893


催し詳細(受付フォームもこちらから)
国立民族学博物館ホームページ
https://www.minpaku.ac.jp/ai1ec_event/36867


主催 国立民族学博物館

共催 大阪府、公益財団千里文化財団
協力 国立大学法人大阪大学、公益財団法人大阪日本民芸館、

   大阪モノレール株式会社、公益財団法人関西・大阪21世紀協会、
   万博記念公園マネジメント・パートナーズ
後援 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会