第317回 アラビアンナイトへの誘い(2) 19世紀イギリスの手作り「おもちゃ劇場」 ─ホームエンターテインメントにあらわれたアラビアンナイト

演題
アラビアンナイトへの誘い(2)
19世紀イギリスの手作り「おもちゃ劇場」
─ホームエンターテインメントにあらわれたアラビアンナイト

内容
19世紀、英国ではパントマイムと呼ばれる通俗劇が流行り、演目としてアラビアンナイトものは好まれた。そのおみやげ用の芝居絵を子供が切り抜いて遊んだのがきっかけで、組み立て式のおもちゃ劇場が売られるようになる。テレビのない時代のお茶の間劇場は、どういうつくりになっていたのか。

講師
山中 由里子(国立民族学博物館助手)

日時
2004年11月6日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第316回 アラビアンナイトへの誘い(1) タカラジェンヌの千一夜 ─日本におけるアラビアンナイト受容の一断面 講師

演題
アラビアンナイトへの誘い(1)
タカラジェンヌの千一夜 ─日本におけるアラビアンナイト受容の一断面

内容
宝塚歌劇におけるアラビアンナイト受容は、日本での一般的な受容と重なる。原作を忠実になぞったストーリーは宝塚的展開とは異質なものとしてとらえられる一方で、物語の筋や舞台が宝塚風に巧みにアレンジされている。

※終了後、特別展見学会をおこないます。詳細は「みんぱく見学会」欄をご覧ください。

講師
西尾 哲夫(国立民族学博物館助教)

日時
2004年10月2日(土) 14時~15時

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第315回 われわれは文化を食べている ―雑食の雑学より

演題
われわれは文化を食べている ―雑食の雑学より

内容
価値の体系である「文化」の、食の側面が「食文化」である。われわれは、所属している民族や地域の食になじんでいて、他の民族や地域の食をゲテモノとよんだりするが、そのあたりのことをスライドをみながら考えてみる。

※講演会終了後、講師との懇談会(約1時間)をおこないます。当日、講演会受付でお申し込みください。

講師
周 達生(国立民族学博物館名誉教授)

日時
2004年9月4日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第314回 海を利用するひとびと2 サンゴ礁の特殊海産物

演題
海を利用するひとびと2
サンゴ礁の特殊海産物

内容
東南アジアのサンゴ礁には、鼈甲や真珠、ナマコなどを採って生活してきた人びとがいる。そのほとんどは、地元で消費されることはなく、中国などへ輸出されてきた。サンゴ礁の劣化や資源の採りすぎが報告される今日、かれらの生活がどのように変化してきたのかを紹介する。

※講演会終了後、講師との懇談会(約1時間)をおこないます。当日、講演会受付でお申し込みください。

講師
赤嶺 淳(名古屋市立大学人文社会学部助教)

日時
2004年8月7日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第313回 海を利用するひとびと1 北方先住民の生業活動

演題
海を利用するひとびと1
北方先住民の生業活動

内容
極北の民イヌイットは、カナダ政府とともにシロイルカなどの水産資源を共同で管理しながらその持続可能な利用をめざしている。かれらがいかに水産資源を利用しているか、さらに現在どのような問題に直面しているかを紹介する。

講師
岸上 伸啓(国立民族学博物館助教)

日時
2004年7月3日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料