第327回 文化人類学への誘いシリーズ 基本編(3) 「生態」 なりわいをみる ―生態からみた人間・社会・行動

演題
文化人類学への誘いシリーズ 基本編(3)
「生態」 なりわいをみる ―生態からみた人間・社会・行動

内容
どんな人間でも、生活をおくるためのなりわい(生業)を持っています。なりわいに着目しながら、人間と動植物との関係や、集団内の役割などを明らかにするのが「生態」の視点です。こうした視点から、人間性の多様性についてお話しします。

講師
飯田 卓(国立民族学博物館助手)

日時
2005年9月3日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第326回 文化人類学への誘いシリーズ 基本編(2) 「民族・人種」 ヒトを社会的に分類する ―歴史的にみた民族概念と人種概念

演題
文化人類学への誘いシリーズ 基本編(2)
「民族・人種」 ヒトを社会的に分類する ―歴史的にみた民族概念と人種概念

内容
「私たちは、黒人や白人、日本人、アメリカ人という呼び方を何の疑問ももたずに日常生活で使っています。これらの名称は人間を分類したものですが、科学的な根拠に基づいた生物学的な分類ではなく、社会的な分類であることをご存知でしょうか。ここでは人種や民族という概念について、歴史的に変遷をたどりながら検討します。

講師
岸上 伸啓(国立民族学博物館助教)

日時
2005年8月6日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第325回 文化人類学への誘いシリーズ 基本編(1) 「文化」 伝わる文化・変わる文化 ―民族学の文化研究

演題
文化人類学への誘いシリーズ 基本編(1)
「文化」 伝わる文化・変わる文化 ―民族学の文化研究

内容

「文化」にはさまざまな意味があります。「日本文化」のようにある社会に属す人びとの思考、行動、産物の総体としてとらえることもできれば、箸や茶碗などのように具体的なモノとしてとらえることもできます。ここでは、総体的な文化を構成する個々の要素としての文化が、社会の外へ伝えられたり、外から伝えられたりすることによって、どのように変化し、どのように受容されるのかについての基本的な理論を説明します。

講師
佐々木 史郎(国立民族学博物館教授)

日時
2005年7月2日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第324回 文化人類学への誘いシリーズ 総説 文化人類学に何ができるのか

演題
文化人類学への誘いシリーズ 総説
文化人類学に何ができるのか

内容
グローバル化の進行とともに世界は狭くなっています。生活が便利になる一方で、世界のあちこちで、多種多様な文化要素が入り混じり、生活環境や社会が変則的に変化する現象もあらわれています。こうした状況において文化人類学による異文化と自文化の研究はますます重要視されています。総説では、文化人類学の知識と研究、そしてこれらを現実の社会にどのように生かしていくのか、わかりやすくお話ししたいとおもいます。

講師
松園 万亀雄(国立民族学博物館館長)

日時
2005年6月4日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第323回 【特別展「『きのうよりワクワクしてきた。』ブリコラージュ・アート・ナウ日常の冒険者たち」関連】 ありふれた日常をワクワクさせるアーティストたち。

演題
【特別展「『きのうよりワクワクしてきた。』ブリコラージュ・アート・ナウ日常の冒険者たち」関連】
ありふれた日常をワクワクさせるアーティストたち。

内容
この展覧会は、多数の現代アーティストの協力を得て実現しました。参加アーティストは、ありふれた日常生活から意外な美しさや楽しさを引き出す魔法使いのような人たちです。彼らの日頃の生活や創作活動、この展覧会のための制作過程などを紹介しながら、人生を豊かに、毎日をワクワク生きる術を伝授いたします。

※講演会終了後、見学会をおこないます。詳しくは「みんぱく見学会」欄をご覧ください。

講師
山下 里加(美術ライター)
佐藤 浩司(特別展企画委員長・国立民族学博物館助教)

日時
2005年5月7日(土) 14時~15時10分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料