第333回 文化人類学への誘いシリーズ 応用編(2) 「紛争」 平和構築の人類学

演題
文化人類学への誘いシリーズ 応用編(2)
「紛争」 平和構築の人類学

内容
紛争地域の住民は、「人間の安全保障」がもっとも脅かされた状況にあり、その意味で紛争中と紛争後の平和構築は、きわめて重要な意義をもつ。講演では、この課題に、人類学がいかに貢献できるか/すべきかを、アフリカ・スーダンの事例を中心に考えてみます。

※講演会終了後、講師との懇談会をおこないます。(約1時間)当日、講演会受付にてお申込みください。

講師
栗本 英世(大阪大学大学院教授)

日時
2006年3月4日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第332回 文化人類学への誘いシリーズ 応用編(1)「環境」 地球環境問題の人類学 ―クジラの保護と利用

演題
文化人類学への誘いシリーズ 応用編(1)「環境」
地球環境問題の人類学 ―クジラの保護と利用

内容
地球上には、絶滅に瀕している多くの動物がいます。なかでもクジラは最大の哺乳類であり、今その保護が政治的にも注目されています。講演ではクジラ猟を生業にする先住民による「生存捕鯨」を紹介し、かれらのかかえる問題点を指摘します。またクジラの保護と利用の両立は可能なのか、世論や自然保護団体などの動きとあわせて考えます。

※講演会終了後、講師との懇談会をおこないます。(約1時間)当日、講演会受付にてお申込みください。

講師
池谷 和信(国立民族学博物館助教)

日時
2006年2月4日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第331回 文化人類学への誘いシリーズ 基本編(5)「表象」 考えるための道具を考える ―表象のテクノロジー

演題
文化人類学への誘いシリーズ 基本編(5)「表象」
考えるための道具を考える ―表象のテクノロジー

内容
コンピューターは現在、わたしたちの知的作業を補佐する道具として不動の地位を占めています。もっとも、コンピューターが登場するはるか以前から、人間は思考するためのさまざまな道具を考案してきました。その歴史の一端を振り返り、思考の道具がわたしたちの生活をどのように変えてきたのかを考えてみたいと思います。

※講演会終了後、講師との懇談会をおこないます。(約1時間)当日、講演会受付にてお申込みください。

講師
齋藤 晃(国立民族学博物館助教)

日時
2006年1月7日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第330回 文化人類学への誘いシリーズ 基本編(4)「社会・親族」 親族と生きる社会 ―ひとのつながりと生きざま

演題
文化人類学への誘いシリーズ 基本編(4)「社会・親族」
親族と生きる社会 ―ひとのつながりと生きざま

内容
「親族と生きる社会」は近代化やグローバル化によって変貌し、今日その姿を消しつつあります。親族研究の変遷をたどりながら、社会の中で「親族」が果たす役割、また個人にとっての「親族」の存在意義を問い直していきます。

講師
信田 敏宏(国立民族学博物館助手)

日時
2005年12月3日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第329回 【特別展「インド サリーの世界」関連】 変わるインドの都市と人びと

演題
【特別展「インド サリーの世界」関連】
変わるインドの都市と人びと

内容
ここ10年ほどのめざましい経済発展の結果、インドには都市を中心にニュー・リッチと呼ばれる人々が続々と誕生しています。その彼らの嗜好や消費のパターンは、今やインドの文化や社会、ひいては政治をも大きくゆり動かすようになってきました。新しいインド文化の担い手たちのエネルギッシュな姿を、最新の調査を踏まえてご紹介します。

講師
三尾 稔(国立民族学博物館助教)

日時
2005年11月5日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料