第347回 現代社会の宗教・信仰(1) フランスにおけるイスラーム

演題
現代社会の宗教・信仰(1)
フランスにおけるイスラーム

内容
フランスには300万から400万のムスリムが住み、さまざまな形で差別を受けてきました。文化的他者を統合することは民主主義の試金石といえます。中央集権的なフランスはそれに成功するのでしょうか。フランスの事例をとおして21世紀の国家と宗教について考えてみましょう。

※講演会終了後、講師の先生との懇談会をおこないます。(約1時間)当日、講演会受付にてお申込みください。

講師
竹沢 尚一郎(国立民族学博物館教授)

日時
2007年5月5日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第346回 特別展「聖地・巡礼」関連 聖地・巡礼 ―視覚と現実のはざま―

演題
特別展「聖地・巡礼」関連
聖地・巡礼 ―視覚と現実のはざま―

内容
映像の特色はその場の様子の全体をとらえることができる点にあり、目にみえない「聖なるもの」を記録するうえでおおいに力を発揮します。しかし、記録映画として完成したものからはやはり抜け落ちてしまう部分があります。取材や資料収集でのエピソードなどをとおしてそうした記録の裏側にも目を配りつつ、「聖なるもの」を映像で記録することの意味について考えてみましょう。

※講演会終了後、特別展見学会をおこないます。(約1時間)当日、講演会受付にてお申込みください。

講師
大森 康宏(国立民族学博物館教授)

日時
2007年4月7日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第345回 連続講演会 文化人類学への誘い 応用編(8) 「住」 住むこと・生きること

演題
連続講演会 文化人類学への誘い 応用編(8)
「住」 住むこと・生きること

内容
住まいをもたない社会はありません。住まいは人間が人間として生きるために必須の文化ですが、やっかいなことに、それは生き甲斐にもなれば苦労の種にもなります。いま日本の住宅でなにが起きているかを知り、これからの住まいが向かう方向について考えてみたいとおもいます。

※講演会終了後、講師の先生との懇談会をおこないます。(約1時間)当日、講演会受付にてお申込みください。

講師
佐藤 浩司(国立民族学博物館助教)

日時
2007年3月3日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第344回 連続講演会 文化人類学への誘い 応用編(7) 「家族」 アジアから私たちの家族を考える

演題
連続講演会 文化人類学への誘い 応用編(7)
「家族」 アジアから私たちの家族を考える

内容
どの地域にも夫婦や親子などからなる家族があることは誰でも知っています。しかし、それぞれのあり方が随分違っている点については案外知られていません。今回は夫婦別姓問題を焦点とし、中国や韓国などアジアの家族を通して、日本の家族の姿をとらえます。跡継ぎやお墓の問題にまで視野を広げて考えてみましょう。

※講演会終了後、講師の先生との懇談会をおこないます。(約1時間)当日、講演会受付にてお申込みください。

講師
横山 廣子(国立民族学博物館助教)

日時
2007年2月3日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第343回 マルチカレンダーに見る在日外国人の暮らしと文化

演題
マルチカレンダーに見る在日外国人の暮らしと文化

内容
180万人を数える在日外国人の間では西暦だけではなく、太陰太陽暦やイスラーム暦などそれぞれの暦法にもとづく民族固有のカレンダーが併用されています。そうしたカレンダーは一族や同国人との交流をはかるメディア(媒体)としても大切な役割をはたしています。民博が収集したカレンダーから在日外国人の暮らしや文化をさぐります。

※講演会終了後、講師の先生との懇談会をおこないます。(約1時間)当日、講演会受付にてお申込みください。

講師
中牧 弘允(国立民族学博物館教授)

日時
2007年1月6日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料