第354回 技術の伝承と創出(3) 道具研究の現在 ―新たな道具定義の提唱

演題
技術の伝承と創出(3)
道具研究の現在 ―新たな道具定義の提唱

内容
新たな定義によると、道具は人工物やものに限らず、技術や行動・言葉さえも道具になると考えます。世界の多様な生活の様子も参考にしながら、現代社会においてより人間らしく暮らすための新しい考え方や生き方、そして「もの」を創出する方法について考えてみませんか。

※講演会終了後、講師の先生との懇談会をおこないます。(15:40~16:30)当日、講演会受付にてお申込みください。

講師
小林 繁樹(国立民族学博物館教授)

日時
2007年12月1日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第353回 技術の伝承と創出(2) 海を生きぬく技術 ―マダガスカルにおける漁業発展と技術伝承

演題
技術の伝承と創出(2)
海を生きぬく技術 ―マダガスカルにおける漁業発展と技術伝承

内容
漁師の仕事は、逃げようとする魚の裏をかき、網や釣り針でとらえること。この知恵比べに勝つためには、先人から伝えられた知識や技術の体得と同時に、あらたな創意工夫も必要です。21世紀になって、漁業をとりまく環境が大きく変わったマダガスカル。そこでの漁業技術の革新をみるなかで、伝統の継承についても考えてみましょう。

※講演会終了後、講師の先生との懇談会をおこないます(約1時間)。当日、講演会受付にてお申込みください。

講師
飯田 卓(国立民族学博物館助教)

日時
2007年11月3日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第352回 特別展関連 オセアニアのくらし ―手仕事と癒しについて 講師

演題
特別展関連
オセアニアのくらし ―手仕事と癒しについて

内容
釘を一本も使わない航海用カヌーや、バナナの繊維で作った織物。オセアニアでは限られた資源を工夫し、見事な手工芸品が作られていました。カヴァやビンロウなど、ちょっと変わった嗜好品で日常を癒している様子も合わせて紹介します。

※講演会終了後、特別展見学会を講師のお二人の先生で開催

講師
印東 道子(国立民族学博物館教授)
白川 千尋(国立民族学博物館准教授)

日時
2007年10月6日(土) 講演会14時~15時/見学会15時15分(1時間程)

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第351回 技術の伝承と創出(1) 国の指定文化財とアイヌの工芸品

演題
技術の伝承と創出(1)
国の指定文化財とアイヌの工芸品

内容
アイヌの文化財で国による指定を受けているのはたった3件です。アイヌ文化振興法の制定により、アイヌの伝統工芸に対する認識は変わりつつはありますが、必要な植物などの素材が減少するなどアイヌ工芸をとりまく状況は依然として厳しいままです。文化財指定をめぐる状況などもふまえ、アイヌ工芸の今後について考えてみましょう。

※講演会終了後、講師の先生との懇談会をおこないます。(約1時間)当日、講演会受付にてお申込みください。

講師
佐々木 利和(国立民族学博物館教授)

日時
2007年9月1日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第350回 現代社会の宗教・信仰(4) 日本宗教の異文化伝道 ―米国における天理教の布教戦略

演題
現代社会の宗教・信仰(4)
日本宗教の異文化伝道 ―米国における天理教の布教戦略

内容
貧・病・争に苦しむ民衆を救うという点で大きな役割を果たしてきた日本の新宗教。高度経済成長を経て社会が豊かになるとともに布教対象、戦略も変更をせまられました。そうした新宗教の歴史と現在を知るために海外布教に力をいれる天理教をとりあげ、異文化伝道の可能性と困難点について考えます。

※講演会終了後、講師の先生との懇談会をおこないます。(約1時間)当日、講演会受付にてお申込みください。

講師
広瀬 浩二郎(国立民族学博物館助教)

日時
2007年8月4日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料