第384回 東西文明の融合都市、イスタンブール

演題
東西文明の融合都市、イスタンブール

内容
ボスポラス海峡をはさんで、アジアとヨーロッパにまたがるイスタンブール。東ローマ、オスマン帝国の首都として、ふるくから多くの民族が行きかう十字路であり、また東西交易の中心都市でもありました。トルコのEU加盟は苦戦する一方、今年、欧州文化首都に認定されたイスタンブールは、かつてのように東西の文明を融合させる都市となりうるのでしょうか。

※講演会終了後、講師との懇談会をおこないます。(1時間程)講演会の内容で気になったことや民博に対する意見など、気楽にお話しいただける時間です。ぜひご参加ください。

講師
新免 光比呂(国立民族学博物館准教授)

日時
2010年6月5日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第383回 一つの列島、二つの国家、三つの文化

演題
一つの列島、二つの国家、三つの文化

内容
日本は単一民族国家であるという認識がひろくみられますが、本当にそうでしょうか。歴史的に考えてみると琉球、アイヌの人びとはそれぞれ固有の言語や文化、社会を維持してきました。日本という国のなかで、琉球、アイヌの文化は今後、どうなってゆくのでしょうか。

※講演会終了後、講師との懇談会をおこないます。(1時間程)講演内容についてだけでなく、日頃の疑問なども質問できる機会です。ぜひご参加ください。

講師
佐々木 利和(北海道大学教授)

日時
2010年5月1日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第382回 文化人類学に生きる 館長就任1周年を迎えて

演題
文化人類学に生きる
館長就任1周年を迎えて

内容
私は文化人類学を新しい学問として学んだ世代です。文化人類学が社会にどのような貢献をしてきたのか、そしてこれから何ができるのかについて、民博設立への流れもふまえて考えてみましょう。

※講演会終了後には館長を囲んでの懇談会(1時間程度)を開催します。ご参加ください。

講師
須藤 健一(国立民族学博物館館長)

日時
2010年4月3日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第381回 アジアにとってのアジア

演題
アジアにとってのアジア

内容
アジアとは、何を意味しているのでしょうか。民博のアジアに関する展示も、いくつかの地域に分かれており、文化的に一括りにできるものではありません。アジアにおけるフィールドワークの経験から、アジアに住む人々がアジアをどのように捉えているのか、そして私たち日本人にとってのアジアとは何か、アジアが実態のあるものなのか。こういったことを一緒に考えていきたいと思います。

※講演会終了後、講師との懇談会をおこないます。(1時間程)講演の内容で気になったことや疑問など気軽にご質問いただける時間です。ぜひご参加ください。

講師
田村 克己(国立民族学博物館教授)

日時
2010年3月6日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第380回 ガンディーの大英帝国

演題
ガンディーの大英帝国

内容
長くイギリスの植民地であったインドの人びとは、イギリスをどのようにとらえているのでしょうか。必ずしも支配された者としての被害者意識だけではないようです。言語や生活文化、宗教など大きな影響をうけている部分もあります。インド独立の父とも称されるガンディーに注目して考えます。

※講演会終了後、講師との懇談会をおこないます。(1時間程)講演の内容で気になったことや疑問など気軽にご質問いただける時間です。ぜひご参加ください。

講師
杉本 良男(国立民族学博物館教授)

日時
2010年2月6日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料