第406回 ベトナム北部山地における盆地民と山地民

演題
ベトナム北部山地における盆地民と山地民

内容
この地域では、土地の高低に応じて、言語や習慣の異なる民族がたがいに関わり合いながらすみわけてきました。たとえば盆地民の黒タイは機織りで有名ですが、サーと彼らがよぶ山地民たちがしばしば綿花を供給してきました。両者のふかいつながりについて、伝承なども紹介しながらお話しします。
※当日はキットとよばれる織物をじっさいにご覧いただきます。

※講演会終了後に、質疑応答を中心とした懇談会を開催します(1時間程)

講師
樫永 真佐夫(国立民族学博物館准教授)

日時
2012年4月7日(土) 14時~15時

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第405回 世界のパスポート/パスポートの世界

演題
世界のパスポート/パスポートの世界

内容
パスポートはなぜ必要なのでしょうか?世界各地のさまざまな種類のパスポートの事例をとおして、それぞれの保証内容や発行機関について、また、発行する側と所持し、使用する側の意識のずれなど、人びとの帰属意識をめぐる思いについても考えてみます。

※講演会終了後に、質疑応答を中心とした懇談会を開催します(1時間程)

講師
天璽(国立民族学博物館准教授)

日時
2012年3月3日(土) 14時~15時

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第404回 フィールドワークの醍醐味を語る マヤから世界へ ─私のフィールドワーク体験

演題
フィールドワークの醍醐味を語る
マヤから世界へ ─私のフィールドワーク体験

内容
メキシコのマヤの村での滞在型の調査から始まった私の研究は、今では世界各地でのインタビューが中心です。それでもやはり人びととの何気ないやりとりからはおもしろい情報が得られることが多いように感じます。私のフィールドワーク体験をお話します。

講師
鈴木 紀(国立民族学博物館准教授)

日時
2012年2月4日(土) 14時~15時

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第403回 フィールドワークの醍醐味を語る アマゾン川上流のキリスト教文化 -ボリビア、モホス平原の自然と歴史―

演題
フィールドワークの醍醐味を語る
アマゾン川上流のキリスト教文化 -ボリビア、モホス平原の自然と歴史―

内容
アマゾン川流域の南西の端、アンデス山脈との狭間には、日本の総面積の約半分に相当する広大な平原が広がっています。高温多湿の厳しい自然環境における人びとの暮らし、そして西欧との接触以降の複雑な歴史を、わたしの個人的体験を交えてご紹介します。

※講演会終了後、質疑応答を中心とした懇談会を開催します(1時間程)

講師
齋藤 晃(国立民族学博物館准教授)

日時
2012年1月7日(土) 14時~15時

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第402回 ビデオテークより ペー族の映像民族誌 ─伝えたいことをどう伝えるかの葛藤

演題
ビデオテークより
ペー族の映像民族誌 ─伝えたいことをどう伝えるかの葛藤

内容
映像では、モノでは表現することのできない人びとの生活の雰囲気を描き出し、祭りや儀礼などを一連の流れのなかで伝えることができます。制作中のペー族のマルチメディア番組「雲南省のペー族の暮らしと文化」の映像を用いて、彼らの生活を紹介しながら、映像として表現する上での悩みや工夫についてもお話します。

※講演会終了後、質疑応答を中心とした懇談会を開催します(1時間程)

講師
横山 廣子(国立民族学博物館准教授)

日時
2011年12月3日(土) 14時~15時

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料