第399回 みんぱくコレクションをかたる 蚊帳に見えない蚊帳のはなし

演題
みんぱくコレクションをかたる
蚊帳に見えない蚊帳のはなし

内容
ラオスの蚊帳は「虫除け」というだけではなく、さまざまな機能があり、女性の嫁入り道具にもなっています。この蚊帳との出会いは異文化にふれる醍醐味を教えてくれるものとなりました。民博収蔵の美しい蚊帳をじっさいにお見せしながらお話します。 ※ラオスの蚊帳をご覧いただきます。

※講演会終了後、懇談会をおこないます。

講師
白川 千尋(国立民族学博物館准教授)

日時
2011年9月3日(土) 14時~15時

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第398回 みんぱくコレクションをかたる みんぱくによみがえるオセアニアのこころ ─3回の収集の旅から

演題
みんぱくコレクションをかたる
みんぱくによみがえるオセアニアのこころ ─3回の収集の旅から

内容
初めての収集の旅は民博開館直前の1977年夏でした。目的のひとつの‘チュクピン’とよばれる伝統的なカヌーは、現地でもつくられなくなっていたのですが、地元の人びとの強い願いによって民博に収蔵されることになりました。その後の調査も含めた収集資料の一部をお見せしながら、それぞれのエピソードを紹介し、民博への資料収集の意味についても考えてみたいと思います。 ※カヌーの模型や漁具などの資料をご覧いただきます。

講師
須藤 健一(国立民族学博物館館長)

日時
2011年8月6日(土) 15時15分~16時15分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第397回 織フェルトの敷物つくり ─かれらはなぜつくり続けるのか?

演題
織フェルトの敷物つくり ─かれらはなぜつくり続けるのか?

内容
東ネパールの女性たちは、織フェルトという技法で羊毛の敷物をつくっています。織機など実物をお見せしながら、糸紡ぎ、製織、フェルト化までのさまざまな工程を紹介します。彼らの生活にとって敷物づくりはどのような意味をもつのでしょうか。女性たちによる家畜飼育や日々の仕事についても考えてみます。
※織機をじっさいにご覧いただきます。

※講演会終了後、懇談会をおこないます。

講師
上羽 陽子(国立民族学博物館助教)

日時
2011年7月2日(土) 14時~15時

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第396回 特別展「ウメサオ タダオ展」関連 梅棹忠夫と民族誌写真

演題
特別展「ウメサオ タダオ展」関連
梅棹忠夫と民族誌写真

内容
日本写真家協会会員でもあった梅棹忠夫先生は、民族学調査での写真の活用について独自の見識のもと、世界各地で、その地に暮らす人びとの姿をカメラに収めました。「梅棹忠夫写真コレクション」は民博に寄贈され、現在その整理や情報化作業をすすめています。企画展「民族学者・梅棹忠夫の眼」の開催にあわせ、梅棹先生がカメラ・レンズを通じて眼を凝らそうとした世界を改めて見つめ直します。

※講演会終了後、企画展見学会をおこないます。当日の受付でお申込みください。

講師
吉田 憲司(国立民族学博物館教授)

日時
2011年6月4日(土) 14時~15時

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第395回 特別展「ウメサオ タダオ展」関連 梅棹忠夫の人となり

演題
特別展「ウメサオ タダオ展」関連
梅棹忠夫の人となり

内容
20世紀後半の日本を代表する知識人としての梅棹さんの業績はよく知られています。しかし、その人柄について知るのは、親しくした人びとに限られています。そこで、梅棹さんの酒歴など、知られざる梅棹忠夫像について紹介いたします。

※講演会終了後、講師との懇談会をおこないます。(1時間程)講演内容などの質疑応答や会員同士の交流の時間にもなっています。ぜひご参加ください。

講師
石毛 直道(国立民族学博物館名誉教授)

日時
2011年5月7日(土) 14時~15時

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料