第409回 みんぱくコレクションを語る 蚊帳に見えない蚊帳のはなし

演題
みんぱくコレクションを語る
蚊帳に見えない蚊帳のはなし

内容
ラオスの蚊帳は「虫除け」というだけではなく、さまざまな機能があり、女性の嫁入り道具にもなっています。この蚊帳との出会いは異文化にふれる醍醐味を教えてくれるものとなりました。民博収蔵の美しい蚊帳もじっさいにお見せしながらお話します。 ※昨年9月に台風で中止になったものです。

※講演会終了後、質疑応答を中心とした懇談会を開催します(1時間程)

講師
白川 千尋(国立民族学博物館准教授)

日時
2012年7月7日(土) 14時~15時

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第408回 特別展「今和次郎 採集講義」関連 タイムカプセルとしての民家模型 ─なぜ縮尺が1/10なのか

演題
特別展「今和次郎 採集講義」関連
タイムカプセルとしての民家模型 ─なぜ縮尺が1/10なのか

内容
民博の開館時につくられた、日本の4つの民家模型をご存知でしょうか?それらはTEM研究所による民家および家財道具一式の徹底的な調査、記録がベースになっています。学術資料として残すために練られた意図とその価値をあらためて考えてみます。

講師
久保 正敏(国立民族学博物館教授)

日時
2012年6月2日(土) 14時~15時

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第407回 特別展「今和次郎 採集講義」関連 考現学と民族学

演題
特別展「今和次郎 採集講義」関連
考現学と民族学

内容
生活文化の変化を捉えるために「現在」を徹底的に観察・記録する考現学は、民族学と極めて近い学問です。梅棹忠夫も考現学の手法に大いに刺激を受けているほか、現在の民博の研究者にもその精神は受け継がれています。今和次郎の編み出した手法の極意とその後の展開を紹介します。

※講演会終了後には特別展見学会を開催します(1時間程度)。当日の講演会会場にてお申し込みください。

講師
久保 正敏(国立民族学博物館教授)

日時
2012年5月5日(土) 14時~15時

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第406回 ベトナム北部山地における盆地民と山地民

演題
ベトナム北部山地における盆地民と山地民

内容
この地域では、土地の高低に応じて、言語や習慣の異なる民族がたがいに関わり合いながらすみわけてきました。たとえば盆地民の黒タイは機織りで有名ですが、サーと彼らがよぶ山地民たちがしばしば綿花を供給してきました。両者のふかいつながりについて、伝承なども紹介しながらお話しします。
※当日はキットとよばれる織物をじっさいにご覧いただきます。

※講演会終了後に、質疑応答を中心とした懇談会を開催します(1時間程)

講師
樫永 真佐夫(国立民族学博物館准教授)

日時
2012年4月7日(土) 14時~15時

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第405回 世界のパスポート/パスポートの世界

演題
世界のパスポート/パスポートの世界

内容
パスポートはなぜ必要なのでしょうか?世界各地のさまざまな種類のパスポートの事例をとおして、それぞれの保証内容や発行機関について、また、発行する側と所持し、使用する側の意識のずれなど、人びとの帰属意識をめぐる思いについても考えてみます。

※講演会終了後に、質疑応答を中心とした懇談会を開催します(1時間程)

講師
天璽(国立民族学博物館准教授)

日時
2012年3月3日(土) 14時~15時

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料