第421回 新日本の文化展示関連 罠猟のイノベーション ─動物との根比べ

演題
新日本の文化展示関連
罠猟のイノベーション ─動物との根比べ

内容
狩猟用の罠は、身近な素材を利用して誰でも作ることができ、サイズや作動する仕組みを千差万別に変えることができます。さらに興味深いのは、この知恵の継承が伝播論では説明できず、発明の時空間が多様な点です。リニューアルした日本の文化の展示場にある、現代の日本の罠をてがかりに、罠の進化を考えてみましょう。

※講演会終了後、質疑応答を中心とした懇談会を開催します(1時間程度)

講師
野林 厚志(国立民族学博物館教授)

日時
2013年7月6日(土) 14時~15時

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第420回 金曜日はムジャッダラの日 ─アラビア語圏キリスト教徒のくらし

演題
金曜日はムジャッダラの日 ─アラビア語圏キリスト教徒のくらし

内容
『季刊民族学』143号でご紹介したシャーム地方の家庭料理、ムジャッダラを味わいながら、金曜日に菜食を実践する彼らのくらしやアイデンティティについて、お話しします。食文化がもつ、国境や宗教をこえる力や可能性についても考えてみましょう。

※講演会終了後、質疑応答を中心とした懇談会を開催します(1時間程度)

講師
菅瀬 晶子(国立民族学博物館助教)

日時
2013年6月1日(土) 14時~15時

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第419回 マケドニアの陶器と食文化

演題
マケドニアの陶器と食文化

内容
マケドニアの伝統的な陶器作りについて映像を用いて紹介します。その中からとくに、結婚式と墓参りで用いられる二つの儀礼用の酒壺について解説します(通訳あり)。

※講演会終了後にはゴルダンさんお手製のマケドニア料理を味わいます。

講師
ゴルダン・ニコロフ(国立民族学博物館外国人研究員)

日時
2013年5月4日(土) 14時~15時

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第418回 特別展「マダガスカル 霧の森のくらし」関連 マダガスカル中央高地のザフィマニリ文化

演題
特別展「マダガスカル 霧の森のくらし」関連
マダガスカル中央高地のザフィマニリ文化

内容
アフリカ地域にありながら、東南アジアからの文化的影響も受けてきたマダガスカル島。そう聞くとエキゾチックなようですが、どこかしら日本の山村を思わせるような一面もあります。霧の森にくらすザフィマニリの人びとを紹介します。

※講演会終了後、見学会(1時間程)を開催します。

講師
飯田 卓(国立民族学博物館准教授)

日時
2013年4月6日(土) 14時~15時

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第417回 フィールドワークを語る ヨソモノが感じ、考えたこと

演題
フィールドワークを語る ヨソモノが感じ、考えたこと

内容
ニューギニアの贈物交換活動とヤップ島のサァという情報伝達についての調査が、私の最初の研究課題でした。「人は何を、どのように伝えあっているのか」という問いについて、ヨソモノが調査において遭遇したエピソードを交えながらお話します。

※講演会終了後、質疑応答を中心とした懇談会を開催します(1時間程度)

講師
小林 繁樹(国立民族学博物館教授)

日時
2013年3月2日(土) 14時~15時

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料