【終了】第497回 博物学者 朝枝利男の生涯を追う

演題
【コレクション展示「朝枝利男の見たガラパゴス―1930年代の博物学調査と展示」
関連】
博物学者 朝枝利男の生涯を追う

内容
戦前の博物学者 朝枝利男の生涯ついて、これまでの調査からわかってきたことを紹介します。日本における修行時代の姿からアメリカへの留学、そして探検隊としての活躍など、朝枝本人が残した多くの文章、写真や絵画を整理しながら考えていきます。彼は裏方的な仕事をしていたため忘れられがちであるものの、幅広い人脈のなかにいたこと、ガラパゴスからソロモン諸島まで貴重な資料を生み出してきたことがわかります。
※講演会終了後、コレクション展示の見学会をおこないます(40分/要会員証もしくは展示観覧券)。

ウミイグアナ(サンタ・クルス島アカデミー湾、1932年) 国立民族学博物館蔵

講師
丹羽 典生
(国立民族学博物館准教授)

日時
2020年2月1日(土)
13時30分~14時40分

場所
国立民族学博物館2階 
第5セミナー室

定員
96名(当日先着順)

備考
■友の会会員:無料、一般:500円

【終了】第496回 中国に生きるムスリムたち

演題
中国に生きるムスリムたち

内容
中国には約2000万人のムスリムが暮らしており、その約半数を回族とよばれる人びとが占めています。彼らはおもに唐代から元代にかけて中国にやってきた外来ムスリムとイスラームに改宗した漢人との通婚を通して形成された民族集団とされており、中国全土で漢人と隣り合いながら暮らしてきました。本講演では、回族の歴史と文化について紹介したうえで、宗教教育を事例に彼らが中国共産党政権下でいかにイスラーム信仰を続けているのかを考えます。
※講演会終了後、講師を囲んで懇談会をおこないます(40分)。

講師
奈良雅史
(国立民族学博物館准教授)

中国の伝統的なモスク(提供・奈良雅史)

日時
2020年1月11日(土)
13時30分~14時40分

場所
国立民族学博物館2階 
第5セミナー室

定員
96名(当日先着順)

備考
■友の会会員:無料、一般:500円

【終了】第495回 聖なるもの 俗なるもの

演題
聖なるもの 俗なるもの

内容
「宗教」と呼ばれているものにはさまざまな儀礼や実践が見られます。定められた日に各地方の祭りがありますし、彼岸には人びとは祖先供養のため寺や墓地を訪れます。葬儀や法事には宗教的要素が強く見られます。一方、個々人の精神的救いのためには坐禅、念仏などがおこなわれています。これらさまざまな現象を聖なるもの、俗なるもの、浄なるもの、不浄なるものなどの基本概念によって統一的に捉えることを目指します。
※講演会終了後、講師を囲んで懇談会をおこないます(40分)。

 

講師
立川 武蔵
(国立民族学博物館名誉教授)

遺灰を海に流す儀礼(ムムクル)。サヌール海岸、バリ

日時
2019年12月7日(土)
13時30分~14時40分

場所
国立民族学博物館2階 
第5セミナー室

定員
96名(当日先着順)

備考
■友の会会員:無料、一般:500円

【終了】第494回マウシムを生きる人びとの歴史―19世紀ペルシア湾の生業、交易、移動

演題
マウシムを生きる人びとの歴史―19世紀ペルシア湾の生業、交易、移動

内容
マウシムとはアラビア語で季節を意味し、「モンスーン(季節風)」の語源にもなっています。紀元後1世紀半ばの『エリュトラー海案内記』にも登場するモンスーンは、ただ航海時期と交易の季節を定めるばかりでなく、その影響下にある人びとの生業や航海活動に留まらない人びとの移動の時期も定めていました。本講演では特に19世紀のペルシア湾に焦点を当てて、季節風と人びとの生業、交易、移動とがどのように連動しているのか、そしてそれが今日にどのように残っているのかを考えます。
※講演会終了後、講師を囲んで懇談会をおこないます(40分)。

マスカト(オマーン)の漁港の風景、2007

講師
鈴木 英明
(国立民族学博物館助教)

日時
2019年11月2日(土)
13時30分~14時40分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(当日先着順)

備考
■友の会会員:無料、一般:500円

【終了】第493回  対談 幻獣!ーそこに”在る”不思議な生きもの(10/11 23:00更新)

★台風19号の影響に伴い、本催しは10月22日(火・祝)に延期して開催します。
★10/12(土)の代替講演会「博物学と驚異の部屋」は、万博記念公園の休園、民博の休館に伴い中止となりました。<10/11 23:00更新>

演題:「博物学と驚異の部屋」→中止
話者:山中 由里子(国立民族学博物館教授)
日時:10月12日(土) 13:30~14:40
場所:国立民族学博物館2階 第5セミナー室
定員:96名(当日先着順)
備考:友の会会員:無料、一般:500円

【日程変更】
「対談 幻獣!―そこに”在る”不思議な生きもの」

内容
人類は、この世のキワにいるかもしれない異形のものや妖怪の類の姿を、心の内に生み出してきました。そのなかには、人魚や河童など、実在すると考えられていた不思議な生きものもいます。こうした幻獣は人びとの好奇心を刺激し、その存在の物的証拠が時に捏造されたりもしました。「物」としての幻獣は拝められたり、薬とされたり、見世物とされてきました。幻獣や妖怪など“不思議“を追い求め、集めてきた湯本豪一さんを招いて、幻獣の世界に分け入ります。

講演会終了後、特別展の見学をお楽しみください。展示場内で話者が質問にお答えします。入館には会員証もしくは特別展示観覧券が必要です。友の会会員のみなさまには入館時の優遇がございます。
詳しくは末尾「受付、講演会終了後の展示見学に関するご案内」をご確認ください。

話者
湯本 豪一(妖怪・幻獣研究者)、山中 由里子(国立民族学博物館教授)

日時
10月22日(火・祝)13:30~14:40

場所
国立民族学博物館2階 第4セミナー室

定員
100名(当日先着順)

備考
■友の会会員:無料、一般:500円

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【受付、講演会終了後の展示見学に関するご案内】
★友の会会員のみなさまは12:30から、一般の方は13:00から受付を開始いたします。会場は自由席ですが、受付先着順でご案内いたします。

★講演会終了後に特別展示館にて、話者が質疑応答にお答えします。本講演会にご参加に友の会会員のみなさんは、下記条件でご入館いただけます。
・維持会員、正会員、家族会員、体験会員: 会員証のご提示で、無料でご入館いただけます。
・ミュージアム会員、フリーパス
会員証のご提示で、110円の観覧料(特別展示団体料金と本館展示団体料金の差額)でご入館いただけます。
・キャンパスメンバーズ
学生証、職員証のご提示で、無料でご入館いただけます。※維持会員は1枚の会員証で10名様まで、正会員は同伴者1名様が、会員と同様にご参加、ご見学いただけます。
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