第73回 モンゴロイドがたどった道 ―オセアニアへの人類移動&国立科学博物館見学会

演題
モンゴロイドがたどった道
―オセアニアへの人類移動&国立科学博物館見学会

内容
日本人のルーツとなるモンゴロイドは、東アジアを起点としてシベリアからオセアニアという広い範囲を移動しています。この秋、リニューアルした国立科学博物館「人類拡散フロア展示・オセアニアコーナー」を監修された印東先生を講師に招き、モンゴロイドの社会と文化についてかんがえます。あわせて馬場先生から新たな展示の見どころ等をお話しいただき、「人類拡散フロア展示」の見学会を実施します。

講師
印東 道子(国立民族学博物館教授)
馬場 悠男(国立科学博物館人類研究部長)

日時
2005年2月20日(日) 13時~16時

場所
国立科学博物館

定員
40名(申込先着順)

備考
■友の会会員:500円(資料代等含む)

第72回 連続講演会「文化人類学の社会的活用」(1) 文化人類学の社会的活用 ~ はじめに

演題
連続講演会「文化人類学の社会的活用」(1)
文化人類学の社会的活用 ~ はじめに

内容
かつてアメリカの文化人類学者マーガレット・ミードは、人類に未来があるとするならば人類学者が重要になってくるということを語っています。ミードの生きた20世紀にもまして、現代における文化人類学の意義は問われています。

フィールドワークの方法やそれにもとづく知識やかんがえ方が社会とどのように関わるのかをかんがえます。

講師
田村 克己(国立民族学博物館教授)

日時
2005年1月22日(土) 14時~15時30分

場所東京芸術劇場5階 中会議室

定員
80名(申込先着順)

備考
■友の会会員:無料

第71回 中央アジアの多民族社会における「民族間対話」・「地域社会対話」の仕組み

演題
中央アジアの多民族社会における「民族間対話」・「地域社会対話」の仕組み

内容
長年内戦に苦しんだタジキスタンやアフガニスタンのような多民族社会では、 紛争の平和的解決・予防の伝統的仕組みが十分に認識されてこなかった。

今回は、その一例として、中央アジアにおける「民族間対話」を紹介する。

講師
ティムール・ダダバエフ(東京大学東洋文化研究所助教)

日時
2004年7月10日(土) 14時30分~16時

場所
東京芸術劇場5階 中会議室

定員
80名(申込先着順)

備考
■友の会会員:無料

第70回 【特別展「多みんぞくニホン―在日外国人のくらし」関連】在日外国人の集住地域をめぐって

演題
【特別展「多みんぞくニホン―在日外国人のくらし」関連】
在日外国人の集住地域をめぐって

内容
外国人の急増により日本は多民族化しつつあるが、それにともなってさまざまな現象がおこっている。そのひとつが、外国人の集住地域の出現である。現在まで各時代にさまざまなタイプの集住地域が形成されてきたが、講演ではこれら代表的な地域をとりあげ比較する。

※講演会終了後は、庄司先生と金先生に新宿大久保のコリアンタウンをご案内いただきます。

講師
庄司 博史(国立民族学博物館教授、特別展実行委員長)
金 美善(関西大学非常勤講師、特別展実行委員)

日時
2004年5月29日(土) 13時30分~16時

場所
大久保地域センター 会議室B

定員
30名(申込先着順)

備考
■友の会会員:無料

第69回 アラブ・ムスリム世界の今日

演題
アラブ・ムスリム世界の今日

内容
イラク戦争開戦からまもなく1年が経過しようとしています。メディアからは、連日、この地の報道が伝えられていますが、イラク国民やその周辺のイスラーム諸国の人々の考えや思い、彼らの日常についてはあまり伝えられていません。

本講演会では、イスラーム地域での豊富なフィールドワーク経験をもつ大塚先生を講師に迎え、アラブ・ムスリム世界に暮らす人々のものの考え方や生活、現代世界のあり方に対する見方などを民族学的視点からお話しいただきます。

講師
大塚 和夫(東京都立大学人文学部教授、日本民族学会会長)

日時
2004年3月13日(土) 14時30分~16時

場所
東京芸術劇場5階 中会議室

定員
80名(申込先着順)

備考
■友の会会員:無料