第95回 ことばの歴史・ひとの移動史

演題
ことばの歴史・ひとの移動史

内容
語族という言い方を耳にしますが、ことばが同じグループに属するとはどういうことなのでしょうか。ことばの分類はなぜ、人の歴史と結びつくのでしょうか。「ことばの遺伝子」の分析と応用についてのお話です。

※講演会終了後の懇談会では、質疑応答とボントック語ミニ講座(みんぱくフォーラム「ことばの世界へ」の体験講座)をおこないます。(1時間程度)

講師
菊澤 律子(国立民族学博物館准教授)

日時
2011年1月16日(日) 14時~15時30分

場所
江戸東京博物館 学習室1

定員
50名(申込先着順)

備考
■友の会会員:無料

第94回 【人間文化研究機構連携展示「チベット ポン教の神がみ」関連】 チベット ポン教とは何か

演題
【人間文化研究機構連携展示「チベット ポン教の神がみ」関連】
チベット ポン教とは何か

内容
ポン教は、仏教伝来以前からチベット文化域に広く分布している宗教で、チベット精神文化の基層を形成しています。ポン教の歴史や仏教との関連、現代におけるポン教の実態とポン教研究の意義についてお話しします。

※講演会終了後、懇談会と展示解説をおこないます。(会員限定)

講師
長野 泰彦(国立民族学博物館教授)

日時
2010年7月19日(月・祝) 14時~15時15分

場所
国文学研究資料館大会議室

定員
200名(申込先着順)

備考
■友の会会員と同伴者:無料、一般:500円

第93回 東北アジアのシルクロード ─ 人びとをつなぐ河の道

演題
東北アジアのシルクロード ─ 人びとをつなぐ河の道

内容
砂漠を行く内陸アジアのシルクロードのかげにかくれてしまいがちですが、北海道からサハリン、アムール川流域にかけての東北アジアでは、絹や毛皮、漆器や銀製品などがやりとりされる交易の道がありました。古くから人やものの盛んな往来の動脈となってきたアムール川周辺の人びとのくらし、ネットワークの広がりをご紹介します。

※講演会終了後には講師を囲んでの懇談会(1時間程度)を開催します。講演内容についてだけでなく、日頃の疑問なども質問できる機会です。ぜひご参加ください。

講師
佐々木 史郎(国立民族学博物館教授)

日時
2010年5月22日(土) 14時~15時30分

場所
JICA地球ひろばセミナールーム301

定員
60名(申込先着順)

備考
■友の会会員:無料

第92回 館長講演 文化人類学に生きる 館長就任1周年を迎えて

演題
館長講演
文化人類学に生きる 館長就任1周年を迎えて

内容
私は文化人類学を新しい学問として学んだ世代です。文化人類学が社会にどのような貢献をしてきたのか、そしてこれから何ができるのかについて、民博設立への流れもふまえて考えてみましょう。

※講演会終了後には館長を囲んでの懇談会(1時間程)を開催します。ご参加ください。

講師
須藤 健一(国立民族学博物館館長)

日時
2010年4月10日(土) 14時~15時30分

場所
JICA地球ひろばセミナールーム301

定員
60名(申込先着順)

備考
■友の会会員:無料

第91回 先住民の現在を読み解く(2) 先住民としての「権利」獲得とその後

演題
先住民の現在を読み解く(2)
先住民としての「権利」獲得とその後

内容
世界に先駆けて先住民の同化政策から共生政策への転換をおこなったオーストラリアですが、再び大きな転換点を迎えています。アボリジナルの社会システムや家族関係の視点から、その政策の裏側にある事情を読み解きます。

※講演会終了後の懇談会は、講演内容以外にもふだん疑問に思っていることなどを講師や参加者と考える時間にもなっています。みなさんのご参加をお待ちしています。

講師
松山 利夫(国立民族学博物館教授)

日時
2010年2月28日(日) 14時~15時30分

場所
JICA地球ひろばセミナールーム202

定員
40名(申込先着順)

備考
■友の会会員:無料