第66回 民族学研修の旅 はるかなるバルト三国 ─ 民族と歴史

第66回 民族学研修の旅 はるかなるバルト三国 ─ 民族と歴史

2005年7月26日(火)~8月4日(水) 10日間

エストニア、ラトヴィア、リトアニアは、中世ヨーロッパ文化が色濃く残る旧市街の外観と、開かれた都市としての先進性を併せ持つ、過去と現在が交錯する国々です。ヨーロッパやロシア・ソ連などの影響を受けながらも、各都市ごとに独自の文化をはぐくんできました。

今回の研修の旅は、世界遺産に登録されている都市の古い街並みと豊かな自然が残る島を訪れ、バルト三国がたどってきた民族の歴史について考えます。

第65回 民族学研修の旅 友・遊・食・彩 ─ シンガポール・香港の食探訪

第65回 民族学研修の旅 友・遊・食・彩 ─ シンガポール・香港の食探訪

2004年11月5日(金)~11月9日(火) 5日間

昨年『あれも食べたこれも食べた─雑食の雑学』を刊行し、世界のあらゆる食文化を研究されている周達生先生を講師として、多彩な食文化が発達したシンガポール・香港を訪れます。 シンガポールでは、フカヒレやアワビが特徴のタイ風中華料理店や、ニョニャとよばれるマレー風中華料理店、またシンガポーリアンの台所・ホーカーズとよばれる屋台を訪れ、多民族文化の食を体験します。

香港では、豊富な食材が集まる市場の見学や、子豚の丸焼きやカエルなどのなじみのない料理を体験します。さらに足をのばして、マカオで「ポルトガル的」中華料理を味わい、かつて貿易で栄えた小さな島・長州島で、漁港ならではの地元海鮮料理を楽しみます。ぜひふたつの地域の食を通して、文化の多様性を感じてください。

第64回 民族学研修の旅 ブータン王国大横断 ─ 花と伝統にふれる旅

第64回 民族学研修の旅 ブータン王国大横断 ─ 花と伝統にふれる旅

2003年4月24日(木)~5月7日(水)

ヒマラヤ山麓の懐に抱かれる小国ブータン。「照葉樹林文化帯」の西端に位置し、その東端に位置する日本とは食文化や生活習慣などで共通点があります。急激な近代化を避け、仏教の教えと自然のなかで生きているこの国の人びとの生活には、現在の日本人が失いかけている大切な文化が残っています。

旅では、山々がシャクナゲをはじめ多くの花々に包まれる季節に雄大な景色の中を西から東まで横断します。訪れる先々の町や農村で人びとと交流しながら、またアウトドア・クッキングや石風呂などを楽しみながら、ゆったりとした生活を送るブータンの人びととふれあいます。

第63回 民族学研修の旅 ルーマニアの伝統と暮らし ─

第63回 民族学研修の旅 ルーマニアの伝統と暮らし ─

2002年7月3日(水)~12日(金)

農村や博物館を訪れ、人びとと交流する10日間 日本人にとってなじみの薄い東欧、なかでも伝統文化が色濃くのこるルーマニア北部を訪れる旅。

多様で豊かな自然がひろがるなか、農村でのホームステイや博物館・村での交流、華やかな民族衣装をみることのできる祭への参加などを通して、ルーマニアの伝統文化を体験します。