第49回体験セミナー 伊勢神宮 ─ ─アマテラスと式年遷宮から探る歴史と変遷

第49回体験セミナー 伊勢神宮 ─ ─アマテラスと式年遷宮から探る歴史と変遷

2005年11月20日(日) 9:45~15:00

「お伊勢さん」の愛称で今も昔も親しまれている伊勢神宮。現在、平成二十五年に行われる式年遷宮の準備が始まっています。

今回の体験セミナーでは『伊勢神宮──東アジアのアマテラス』の著者である千田稔先生と伊勢神宮の禰宜を務められていた矢野憲一先生を講師に迎え、アマテラス神話や式年遷宮についてお話いただきます。解説のあとは、伊勢名物の手こね寿司を味わい、伊勢神宮・内宮を見学します。


第49回 伊勢神宮-─アマテラスと式年遷宮から探る歴史と変遷 実施報告

第48回体験セミナー 奄美・カケロマの郷土芸能 ─ ~諸鈍シバヤ ~

第48回体験セミナー 奄美・カケロマの郷土芸能 ─ ~諸鈍シバヤ ~

2005年10月10日(月・祝)~12日(水)

奄美大島は、貴重な生物や美しい自然の宝庫であるだけでなく、琉球文化と大和文化の融合した固有の伝統文化の残る島です。

本体験セミナーでは、奄美大島南部の加計呂麻島で毎年旧暦9月9日に奉納される民俗芸能「諸鈍シバヤ」を見学します。祭りを伝承している島の人びととの交流をとおして、古来より受け継がれている多様な文化が息づく奄美大島の風土を肌で感じてみませんか。

諸鈍シバヤとは
加計呂麻島南部、諸鈍の大屯(おおちょん)神社で奉納される地狂言(村芝居、村踊り)の一種です。源平の合戦に敗れ、逃れてきた平資盛一族が、地元の人との交流を深めるために催した酒宴がその始まりと伝えられています。演者はすべて男性で、手製の紙面(カビディラ)をつけているのが特徴です。

曲目には「ククワ節」「シンジョウ節」「サンバト」などがあります。踊りや囃子には琉球文化と大和文化の双方の影響とともに、この地方独特の演出もみられ、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

第47回体験セミナー 醸造業のまちをたずねて ─ ―企業博物館訪問

第47回体験セミナー 醸造業のまちをたずねて ─ ―企業博物館訪問

2005年6月25日(土)

江戸中期からつづく酢づくりをはじめ、酢、醤油など醸造業が盛んな港町・半田市。尾州廻船による交易で繁栄し、豊かな醸造文化が花開いたこの地域の歴史と産業について学びます。また、醸造文化を支える博物館のあり方を通して、現在の町作りに果たす役割をかんがえます。

酢の博物館「酢の里」や国盛「酒の文化館」を訪問し、それらの歴史・文化史についての展示や製造工程を見学、利き酒も体験します。

第46回体験セミナー 葵祭りの神事 ─ ―下鴨神社・社頭の儀

第46回体験セミナー 葵祭りの神事 ─ ―下鴨神社・社頭の儀

2005年5月15日(日)

石清水祭、春日祭とともに日本三大勅使祭りである葵祭り。今回の体験セミナーでは、宮廷儀式や年中行事についてご研究されている京都産業大学の所功先生を講師に迎え、葵祭りの見どころや下鴨神社についてお話いただきます。

その後、勅使による奉幣〈ほうべい〉の儀式である「社頭の儀」を拝観後、狂言奉納を鑑賞し、先生の解説により大炊殿(宝物殿)を見学します。

第45回体験セミナー からくり人形からみる世界の玩具 ─ ─有馬玩具博物館訪問

第45回体験セミナー からくり人形からみる世界の玩具 ─ ─有馬玩具博物館訪問

2005年3月27日(日)

淡路の人形浄瑠璃や明治時代に生まれた神戸人形など、からくり人形作りが発達した兵庫県において、2003年秋、有馬に世界の玩具を集めた「有馬玩具博物館」が開館しました。講師に橋爪紳也先生を迎え、館長であり人形作家の西田明夫氏にからくり人形をはじめとする世界の玩具、また有馬と玩具との関わりについてお聞きします。

昼食は老舗旅館「御所坊」が経営する博物館内の「花居森」にて花見弁当をいただき、オーナーの金井啓修氏から人形を軸とした有馬の町づくりについてお話をうかがいます。