第331回 文化人類学への誘いシリーズ 基本編(5)「表象」 考えるための道具を考える ―表象のテクノロジー

演題
文化人類学への誘いシリーズ 基本編(5)「表象」
考えるための道具を考える ―表象のテクノロジー

内容
コンピューターは現在、わたしたちの知的作業を補佐する道具として不動の地位を占めています。もっとも、コンピューターが登場するはるか以前から、人間は思考するためのさまざまな道具を考案してきました。その歴史の一端を振り返り、思考の道具がわたしたちの生活をどのように変えてきたのかを考えてみたいと思います。

※講演会終了後、講師との懇談会をおこないます。(約1時間)当日、講演会受付にてお申込みください。

講師
齋藤 晃(国立民族学博物館助教)

日時
2006年1月7日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第50回体験セミナー 世界遺産「白川郷」をあるく ─ ─遺産観光と地域づくり

第50回体験セミナー 世界遺産「白川郷」をあるく ─ ─遺産観光と地域づくり

2005年12月17日(土)~18日(日)

白川郷が、世界文化遺産に登録されてから今年で10年。合掌造建築だけでなく、そこに暮らす人びとの生活の場そのものが指定された「人びとの住まう世界遺産」です。

今回は観光学がご専門の高田公理先生と、白川郷で「世界遺産」を活かした地域づくりを実践されている三島敏樹氏を講師に招き、合掌造建築を利用した民宿の囲炉裏を少人数でゆったりと囲み、遺産観光(ヘリテージ・ツーリズム)や地域づくりのお話をとおして、白川郷の魅力に触れます。

第330回 文化人類学への誘いシリーズ 基本編(4)「社会・親族」 親族と生きる社会 ―ひとのつながりと生きざま

演題
文化人類学への誘いシリーズ 基本編(4)「社会・親族」
親族と生きる社会 ―ひとのつながりと生きざま

内容
「親族と生きる社会」は近代化やグローバル化によって変貌し、今日その姿を消しつつあります。親族研究の変遷をたどりながら、社会の中で「親族」が果たす役割、また個人にとっての「親族」の存在意義を問い直していきます。

講師
信田 敏宏(国立民族学博物館助手)

日時
2005年12月3日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第77回 連続講演会「文化人類学の社会的活用」(5) 「国立民族学博物館の課題と役割 ─グローバリゼーションの中で」

演題
連続講演会「文化人類学の社会的活用」(5)
「国立民族学博物館の課題と役割 ─グローバリゼーションの中で」

内容
「民族」や「文化」も、最近は境界のはっきりした固定的なものとしてではなく、流動性を前提としたファジーな概念としてかんがえた方がよいとかんがえる研究者が多くなりました。グローバル化現象を反映してのことです。

フィールドワークのやりかたも大きく変わってきました。たんなる研究に加えて、実際にどんな役にたつのかという質問を受ける場面も多くなりました。
私のアフリカ研究での具体例を引きながらお話します。

講師
松園 万亀雄(国立民族学博物館館長)

日時
2005年9月24日(土) 14時~15時30分

場所
東京芸術劇場5階 大会議室

定員
112名(申込先着順)

備考
■友の会会員:無料(会員外の方は資料代等が必要です)

第329回 【特別展「インド サリーの世界」関連】 変わるインドの都市と人びと

演題
【特別展「インド サリーの世界」関連】
変わるインドの都市と人びと

内容
ここ10年ほどのめざましい経済発展の結果、インドには都市を中心にニュー・リッチと呼ばれる人々が続々と誕生しています。その彼らの嗜好や消費のパターンは、今やインドの文化や社会、ひいては政治をも大きくゆり動かすようになってきました。新しいインド文化の担い手たちのエネルギッシュな姿を、最新の調査を踏まえてご紹介します。

講師
三尾 稔(国立民族学博物館助教)

日時
2005年11月5日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料