第79回 【特別展「みんぱくキッズワールド―こどもとおとなをつなぐもの」関連】 こどもとおとなをつなぐもの ―人類学がみつめるこどもの文化

演題
【特別展「みんぱくキッズワールド―こどもとおとなをつなぐもの」関連】
こどもとおとなをつなぐもの ―人類学がみつめるこどもの文化

内容
人類学者がフィールド調査におもむくと必ず出会うのが子どもたちです。それぞれの土地には、人びとが大切にしてきた子どもと大人との絆があります。特別展ではそんな子どもと大人とのつながりを紹介しています。

講演会では展示の様子を紹介しながら、私たちが子どもと大人とのつながりを考える機会をつくりたいと思っています。

※講演会終了後、懇談会(15:40~16:30)を行ないます。当日講演会受付でお申し込みください。

講師
野林 厚志(国立民族学博物館助教)

日時
2006年4月2日(日) 14時~15時30分

場所
お茶の水女子大学

定員
150名(申込先着順)

備考
■友の会会員:無料、一般:1000円

第333回 文化人類学への誘いシリーズ 応用編(2) 「紛争」 平和構築の人類学

演題
文化人類学への誘いシリーズ 応用編(2)
「紛争」 平和構築の人類学

内容
紛争地域の住民は、「人間の安全保障」がもっとも脅かされた状況にあり、その意味で紛争中と紛争後の平和構築は、きわめて重要な意義をもつ。講演では、この課題に、人類学がいかに貢献できるか/すべきかを、アフリカ・スーダンの事例を中心に考えてみます。

※講演会終了後、講師との懇談会をおこないます。(約1時間)当日、講演会受付にてお申込みください。

講師
栗本 英世(大阪大学大学院教授)

日時
2006年3月4日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第332回 文化人類学への誘いシリーズ 応用編(1)「環境」 地球環境問題の人類学 ―クジラの保護と利用

演題
文化人類学への誘いシリーズ 応用編(1)「環境」
地球環境問題の人類学 ―クジラの保護と利用

内容
地球上には、絶滅に瀕している多くの動物がいます。なかでもクジラは最大の哺乳類であり、今その保護が政治的にも注目されています。講演ではクジラ猟を生業にする先住民による「生存捕鯨」を紹介し、かれらのかかえる問題点を指摘します。またクジラの保護と利用の両立は可能なのか、世論や自然保護団体などの動きとあわせて考えます。

※講演会終了後、講師との懇談会をおこないます。(約1時間)当日、講演会受付にてお申込みください。

講師
池谷 和信(国立民族学博物館助教)

日時
2006年2月4日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第67回 民族学研修の旅 変貌するインド ─ 南北の都市・デリーとチェンナイを巡る7日間 中止になりました

第67回 民族学研修の旅 変貌するインド ─ 南北の都市・デリーとチェンナイを巡る7日間

2006年2月21日(火)~2月27日(月) 7日間 中止になりました

悠久の時が流れる伝統の国というイメージが強いインド。しかし近年、経済の自由化とともに近代化の波が押し寄せ、急激な発展を遂げています。今回の民族学研修の旅では、南北の都市・デリーやチェンナイなどを訪れ、「変貌」するインドの素顔に迫ります。博物館や寺院でインドの伝統を知る一方、発展し続けるIT企業などを訪問し最新の現状も見学します。

また、織り物の工房や世界遺産に登録された数かずの遺跡やヒンドゥー教徒の聖地も訪問。「新旧」さまざまな文化にふれて、今のインドを体感してください。