第345回 連続講演会 文化人類学への誘い 応用編(8) 「住」 住むこと・生きること

演題
連続講演会 文化人類学への誘い 応用編(8)
「住」 住むこと・生きること

内容
住まいをもたない社会はありません。住まいは人間が人間として生きるために必須の文化ですが、やっかいなことに、それは生き甲斐にもなれば苦労の種にもなります。いま日本の住宅でなにが起きているかを知り、これからの住まいが向かう方向について考えてみたいとおもいます。

※講演会終了後、講師の先生との懇談会をおこないます。(約1時間)当日、講演会受付にてお申込みください。

講師
佐藤 浩司(国立民族学博物館助教)

日時
2007年3月3日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第69回 民族学研修の旅 もう一つのハワイ ─ 山中速人先生と 三色アイスの世界 複合文化社会を歩く

第69回 民族学研修の旅 もう一つのハワイ ─ 山中速人先生と 三色アイスの世界 複合文化社会を歩く

2007年2月28日(水)~3月5日(月) 6日間

ハワイといえばワイキキ。でも、このワイキキは、ハワイの人びとが観光客という「他者」のための差し出した「租界」。そこにいれば、「楽園ハワイ」のすべてが満たされていると訪問者は思うけれど、それは作られたイメージの集積があるだけなのかもしれません。  わたしたちは、ワイキキを素通りして、もうひとつのハワイを目指します。

ハワイは、ポリネシア系先住民族ハワイ人の築いた文化を基盤として、近代にはいって隆盛をきわめたさとうきびプ ランテーションで働くために移住してきた、さまざまな移民たちによって築かれた「複合文化社会」です。多様な文化が混じり合い、かつ、主張し合うハワイの社会。ハワイ日系人の文化も、その中の重要な一部です。

わたしたちは、かつてプランテーションで栄えたカウアイ島ワイメアという小さな町をたずね、そこで暮らす土地の人びととふれあいながら、この多様な文化が複合するハワイの実相をフィールドワークで探ります。

第344回 連続講演会 文化人類学への誘い 応用編(7) 「家族」 アジアから私たちの家族を考える

演題
連続講演会 文化人類学への誘い 応用編(7)
「家族」 アジアから私たちの家族を考える

内容
どの地域にも夫婦や親子などからなる家族があることは誰でも知っています。しかし、それぞれのあり方が随分違っている点については案外知られていません。今回は夫婦別姓問題を焦点とし、中国や韓国などアジアの家族を通して、日本の家族の姿をとらえます。跡継ぎやお墓の問題にまで視野を広げて考えてみましょう。

※講演会終了後、講師の先生との懇談会をおこないます。(約1時間)当日、講演会受付にてお申込みください。

講師
横山 廣子(国立民族学博物館助教)

日時
2007年2月3日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第343回 マルチカレンダーに見る在日外国人の暮らしと文化

演題
マルチカレンダーに見る在日外国人の暮らしと文化

内容
180万人を数える在日外国人の間では西暦だけではなく、太陰太陽暦やイスラーム暦などそれぞれの暦法にもとづく民族固有のカレンダーが併用されています。そうしたカレンダーは一族や同国人との交流をはかるメディア(媒体)としても大切な役割をはたしています。民博が収集したカレンダーから在日外国人の暮らしや文化をさぐります。

※講演会終了後、講師の先生との懇談会をおこないます。(約1時間)当日、講演会受付にてお申込みください。

講師
中牧 弘允(国立民族学博物館教授)

日時
2007年1月6日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料