【終了】第94回 ひと、もの、くにのはじまりを探して:陸路で行くベトナム・ラオス

 

タイトル
ひと、もの、くにのはじまりを探して:陸路で行くベトナム・ラオス

内容
陸路だからこそ見えてくる、地域のありままの暮らし、たくさんの生き方。
ベトナムとラオスの多様性に満ちた文化と歴史の奥深さを肌で感じる11日間。

 ベトナムとラオスは、両国ともに国土の7割を山地が占め、平地部には主要民族(ベトナム=キン、ラオス=ラオ)が、山間部には少数民族が多く暮らしています。
 この旅では、ベトナムの首都ハノイからディエンビエンフー経由で国境を越え、ラオス北部に位置するルアンナムタ―を陸路で目指します。その道中で、言語、生活様式、環境利用の異なる民族が、それぞれの土地に適応しようとしてきた歴史の証をみることができます。味わい深い料理、美しい手仕事、信仰や儀礼との出会い。キン、ラオ、黒タイの神話的な故地や、諸民族の行き交う市場、伝統的な家屋の立ち並ぶ集落などを訪ねます。
 中国式官僚国家(ベトナム)と東南アジア的仏教国家(ラオス)の連続と断続という歴史の深み、人びとの暮らしの豊かさを肌で感じられる11日間です。

講師
樫永 真佐夫(国立民族学博物館教授)

期間
2019年11月22日(金)〜12月2日(月)【11日間

申込締切
2019年10月11日(金)

募集人数
25名(最少催行人数15名)※申込先着順

参加費
379,000円(他、燃油特別付加運賃等が必要です)

注意事項
・おひとり部屋(有料)のご希望もうけたまわります。ただし、一部地域のホテ  ルは部屋数が少ないため、相部屋をお願いするか分宿になる可能性がありま
 す。その場合は一部料金を返金いたします。
・正会員もしくは体験会員にご登録いただくことで、一般の方もご参加いただけ  けます。正会員同伴の方は1名に限り、会員登録なくご参加いただけます。

糸づくりをするレンテンの女性
黒タイの高床式住居
壮大な棚田
山の恵みが集うルアンナムタ―の市場
釣りをする黒タイの少年たち(以上、写真はすべて、提供・樫永真佐夫)

【終了】[公開座談会]自然界から想像/創造する~Creature Creators’ Symposium

連続講座「みんぱく×ナレッジキャピタル 想像界の奥へ」第1回
公開座談会
「自然界から想像/創造する~Creature Creators’ Symposium」

日時
2019年9月23日(月・祝)
13:30~16:30(受付開始13:00)

場所
ナレッジシアター
(グランフロント大阪北館4階)

参加費
無料

定員
360名(要事前申込・先着順)

登壇者
五十嵐大介(漫画家)
長谷川朋広(ゲームクリエイター)
西田清徳(海遊館館長)

司会
山中由里子(国立民族学博物館教授)

主催
国立民族学博物館
一般社団法人ナレッジキャピタル
株式会社KMO

 

 

【終了】[阪急生活楽校 講演会]物語は極上の嗜好品―女性が愛したアラビアンナイト(会場:阪急うめだ本店)

阪急生活楽校 講演会
物語は極上の嗜好品―女性が愛したアラビアンナイト
アラビアンナイトは18世紀、ヨーロッパの宮廷社会において人気を博し、その後、世界文学の座へとのぼりつめました。貴婦人がたの嗜好を意識し、ときには内容を改変して翻訳されたといわれています。物語は西欧の女性をどのように魅了し、物語からどのような中東の女性像が読み解けるのか。「女性」を鍵にアラビアンナイトの世界に誘います。

物語の語り部シェヘラザード。毎夜、命をかけて王に夜伽を続ける(ヴァージニア・ステレット画)

講師
西尾 哲夫(国立民族学博物館教授)

日時
2019年8月27日(火)
14:00~15:30(開場13:30)

会場
阪急うめだホール(阪急うめだ本店9階)

参加費
1,000円
※みんぱく友の会会員は無料
※阪急阪神お得意様カード・各種ペルソナカード・エメラルドSTASIAカードのご呈示で、ご本人様に限り一般価格より200円割引


定員
300名(申込先着順)

申込方法
末尾記載の受付フォームもしくは国立民族学博物館友の会事務局までお申し込みください。定員になり次第、受付を終了いたします。申込者ご本人を含め2名まで申し込みが可能です。
※参加された方の個人情報は本講演でのみ使用します。

講師プロフィール
専門は言語学・アラブ研究。アラブ遊牧民の言語文化に関する研究や、アラビアンナイトをめぐる比較文明学的研究に従事している。
おもな著書に『世界史のなかのアラビアンナイト』(NHK出版)、『図説 アラビアンナイト』(河出書房新社)、『言葉から文化を読むアラビアンナイトの言語世界』(臨川書店)、『アラビアンナイト文明のはざまに生まれた物語』(岩波書店)、『子どもに語るアラビアンナイト』(こぐま社)など多数。待望の新訳『ガラン版千一夜』全六巻を岩波書店から刊行(2019年7月18日第1巻刊行予定)。

主催
阪急うめだ本店、千里文化財団

協力
国立民族学博物館


【終了】第127回 世界の楽器を探る

演題
世界の楽器を探る

内容
ヨーロッパに限らない世界の音楽の研究は、19世紀末に始まりました。それから半世紀以上のあいだ、楽器は民族音楽学研究の主要な研究テーマのひとつでした。オランダ人研究者ヤープ・クンストは、1955年に、民族音楽学の研究対象は伝統的な音楽と楽器であると述べています。楽器の分類と系統の解明を大きな課題としてきた楽器研究は、何を明らかにし、現在にどのように引き継がれているのでしょうか。楽器研究の歩みをたどってみます。
※講演会終了後、国立音楽大学楽器学資料館の見学会と映像鑑賞会を交代制でおこないます(40分)。

棒ツィターの伴奏で歌うオイの女性(ラオス)

講師
福岡 正太(国立民族学博物館准教授)

日時
2019年9月14日(土) 
13時30分~14時40分

場所
国立音楽大学7号館2階多目的室
(東京都立川市柏町5-5-1)

定員
60名(申込先着順)

備考
■友の会:無料、一般:500円

 

【終了】第492回 エベレストの麓に生きる人びと―シェルパとヒマラヤ観光の現在 

演題
エベレストの麓に生きる人びと―シェルパとヒマラヤ観光の現在

内容
ネパール東部の高山地域に住むシェルパ族の人びとは、エベレスト登山の手助けをするガイドとしてその名を知られています。ところが彼らの日常生活を目にする機会は、さほど多くありません。本講演では、農業や高地に住むウシの仲間ヤクの世話に精を出し、トレッキング・ガイドやロッジの主人として外国人をもてなし、登山のトレーニングに励むシェルパの村の日々の暮らしを紹介しながら、グローバルな観光がヒマラヤの山村に及ぼす影響について考えます。
※講演会終了後、講師を囲んで懇談会をおこないます(40分)。

村落集会をするシェルパの人びと

講師
古川 不可知
(国立民族学博物館機関研究員)

日時
2019年9月7日(土)
13時30分~14時40分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(当日先着順)

備考
■友の会会員:無料、一般:500円