【3/25重要なお知らせ】国立民族学博物館臨時休館の延長について

臨時休館の延長について


国立民族学博物館は、臨時休館を3月31日(火)までとしていましたが、3月19日の新型コロナウイルス専門家会議等の発表を考慮し、臨時休館の期間を4月1日以降も当面のあいだ延長いたします。これにともない、特別展「先住民の宝」の開幕日についても当面のあいだ延期といたします。

図書室も臨時閉室します。

また、今後の開館予定につきましては、決まり次第みんぱくならびにみんぱく友の会ホームページに掲載予定ですので、恐れ入りますがご確認をお願いいたします。

国立民族学博物館ホームページ:http://www.minpaku.ac.jp/


利用者の皆さまにはご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどお願い申しあげます。

【中止】東京講演会「アンデス高地の教会に集う人びとと祭りのすがた」

新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡散防止のため、本催しは残念ながら中止させていただくことになりました。
現時点、延期の目途はたっておりませんが、日を改めて開催する場合は、みんぱく友の会のホームページ等で改めてご案内いたします(2020年3月25日)。


演題

アンデス高地の教会に集う人びとと祭りのすがた

内容
南米ペルーの山岳地帯には、キリストや聖母を祀る数々の聖地が存在します。祭典の時期には、聖地の教会を目指して大勢の人が集まり、さまざまな祭礼行事がおこなわれます。聖地の名声が高まり、巡礼者の数が増えるにつれて、祭りの様相やそのあり方も大きく変化してきました。本講演では、祭礼を支える仕組みを紐解きながら、現代のアンデスの祭りのすがたについて紹介します。
※講演会終了後、講師を囲んで懇談会をおこないます(40分)。

祭礼に参加する民俗舞踊のグループ(提供・八木百合子)

講師
八木 百合子(国立民族学博物館助教)

日時
2020年4月29日(水・祝) 
13時30分~14時40分

場所
モンベル御徒町店4Fサロン

定員
60名(申込先着順)

祭りの聖像行列に参加する人びと(提供・八木百合子)

備考
友の会(★)・モンベル会員:無料
一般:500円
★維持会員(10名まで無料)、正会員(同伴1名無料)、ミュージアム会員、家族会員、キャンパスメンバーズ

講師プロフィール
専門は文化人類学、ラテンアメリカ地域研究。アンデス地域の宗教や文化の調査研究をおこなっている。
著書に『アンデスの聖人信仰―人の移動が織りなす文化のダイナミズム』(臨川書店)、翻訳に『世界一おもしろいお祭りの本』(創元社)など。

協賛
株式会社モンベル

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【中止】第498回 災害を伝える

新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡散防止のため、本催しは残念ながら中止させていただくことになりました。
現時点、延期の目途はたっておりませんが、日を改めて開催する場合は、みんぱく友の会のホームページ等で改めてご案内いたします(2020年3月25日)。

演題
災害を伝える

内容
2020年1月17日で、阪神・淡路大震災から25年となります。この間だけでも、国内外で多くの災害が発生し、そのたびに体験や教訓を伝えていくことの大切さが叫ばれてきました。1月末に神戸で開催される「世界災害語り継ぎフォーラム」のお話をまじえながら、「災害を伝える」ことについて、そのさまざまな試みや課題について考えてみましょう。
※講演会終了後、講師を囲んで懇談会をおこないます(40分)。

阪神淡路大震災1.17のつどい[神戸市中央区東遊園地(撮影・林勲男)


講師
林 勲男
(国立民族学博物館教授)

日時
2020年3月7日(土)
13時30分~14時40分

場所
国立民族学博物館2階 
第5セミナー室

定員
96名(当日先着順)

備考
■友の会会員:無料、一般:500円

【終了】第497回 博物学者 朝枝利男の生涯を追う

演題
【コレクション展示「朝枝利男の見たガラパゴス―1930年代の博物学調査と展示」
関連】
博物学者 朝枝利男の生涯を追う

内容
戦前の博物学者 朝枝利男の生涯ついて、これまでの調査からわかってきたことを紹介します。日本における修行時代の姿からアメリカへの留学、そして探検隊としての活躍など、朝枝本人が残した多くの文章、写真や絵画を整理しながら考えていきます。彼は裏方的な仕事をしていたため忘れられがちであるものの、幅広い人脈のなかにいたこと、ガラパゴスからソロモン諸島まで貴重な資料を生み出してきたことがわかります。
※講演会終了後、コレクション展示の見学会をおこないます(40分/要会員証もしくは展示観覧券)。

ウミイグアナ(サンタ・クルス島アカデミー湾、1932年) 国立民族学博物館蔵

講師
丹羽 典生
(国立民族学博物館准教授)

日時
2020年2月1日(土)
13時30分~14時40分

場所
国立民族学博物館2階 
第5セミナー室

定員
96名(当日先着順)

備考
■友の会会員:無料、一般:500円

【終了】第496回 中国に生きるムスリムたち

演題
中国に生きるムスリムたち

内容
中国には約2000万人のムスリムが暮らしており、その約半数を回族とよばれる人びとが占めています。彼らはおもに唐代から元代にかけて中国にやってきた外来ムスリムとイスラームに改宗した漢人との通婚を通して形成された民族集団とされており、中国全土で漢人と隣り合いながら暮らしてきました。本講演では、回族の歴史と文化について紹介したうえで、宗教教育を事例に彼らが中国共産党政権下でいかにイスラーム信仰を続けているのかを考えます。
※講演会終了後、講師を囲んで懇談会をおこないます(40分)。

講師
奈良雅史
(国立民族学博物館准教授)

中国の伝統的なモスク(提供・奈良雅史)

日時
2020年1月11日(土)
13時30分~14時40分

場所
国立民族学博物館2階 
第5セミナー室

定員
96名(当日先着順)

備考
■友の会会員:無料、一般:500円