みんぱく友の会の会報紙「友の会ニュース」は隔月発行です。
289号では2024年11・12月の情報を中心にご案内しています。
※2024年10月21日時点で決定している情報です。詳細はみんぱくならびにみんぱく友の会のホームページをご確認ください。
【催行決定】第95回民族学研修の旅「アルテ・ポプラル─メキシコの民衆芸術をを訪ねる」
【2024/11/15更新】
本催しは催行決定となりました。
申込締切日を迎えましたので、受付フォームの開設は終了しましたが、
ご関心をお持ちの方がいらっしゃいましたら事務局までお問合せください。
タイトル
第95回民族学研修の旅
アルテ・ポプラル――メキシコの民衆芸術を訪ねる
内容
あふれる色とはじめる形!
ラテンアメリカでは、民衆のつくる洗練された手工芸品を「アルテ・ポプラル(民衆芸術)」とよびます。民衆芸術には、生活用品から土産物、コレクター向けの高級品まで多様な作品が含まれます。表現手段も、陶器や木彫り、絵画や版画、織物、雑貨に至るまでさまざまです。ラテンアメリカの民衆芸術はどうして多様なのでしょうか。その答えは、ラテンアメリカの人びとがたどってきた歴史のなかに見つけることができます。
5年ぶりに再会する民族学研修の旅では、「民衆芸術」をテーマにメキシコを訪ねます。2023年春に開催したみんぱくの特別展「ラテンアメリカの民衆芸術」のエッセンスを現地で体験するのが今回の企画のねらいです。民衆芸術をとおして、ラテンアメリカの歴史の多層性と文化の多重性を体感しましょう。
この旅では、特別展で着目した3つのキーワード【諸文化が生み出した造形表現】【「国民の芸術」として振興された表現】【市民による批判精神としての表現】をもとに現地を訪問します。これらの要素が、現在も継続し、存在していることが、ラテンアメリカの民衆芸術の多様さを生み出しているのです。
旅では、民衆芸術の生産地やみんぱくの所蔵資料を制作した工房などを訪ねます。街歩きしながら公共空間に描かれた絵画や版画作品を見学するほか、遺跡や教会、ローカルな市場にも足を運びます。
「メキシコのいま」をつくる人びとの経験や営みにふれるとともに、その地で生み出された豊かな造形表現を楽しみます。
※詳しい行程はこちらをご参照ください。
講師
鈴木 紀
(国立民族学博物館教授)
日程
2025年2月17日(月)〜25日(火)【9日間】
申込締切
2024年 11月14日(木)
友の会会員(*)は2024年9月3日(火)、それ以外の方は9月10日(火)より受付開始。
*維持会員、正会員、家族会員が対象です。
上記会員以外の方は、維持会員か正会員もしくは体験会員(4,000円)にご登録ください。
募集人数
25名(最少催行人数15名)
※申込先着順
参加費
724,000円
(行程中の移動費、食費、宿泊[相部屋]、見学費を含む)
お問い合わせ・お申し込みについて
お申し込みは、受付フォームもしくは電話をご利用ください。追ってお手続き書類を郵送いたします。正会員の方は同伴者1 名まで同条件でお申し込みいただけます。
研修企画
公益財団法人千里文化財団 「国立民族学博物館友の会」係
TEL:06-6877-8893 ※受付時間 :平日9:00〜17:00
旅行企画・実施
株式会社メキシコ観光
03-5811-1791
【受付終了】2024/11/9(土)中牧理事長のオンラインサロン
受付を終了いたしました。お申込みありがとうございました。
※本催しは、友の会会員限定のオンラインイベントです。
タイトル
中牧理事長のオンラインサロン
みんぱく友の会を運営する千里文化財団の理事長は、会員のみなさんにもおなじみの、国立民族学博物館名誉教授・中牧弘允(なかまきひろちか)先生です。今年、みんぱくは創設50周年を迎えました。今回は創設当初から準備にたずさわってこられた、名誉教授の藤井龍彦先生をゲストに迎える特別企画!名誉教授の久保正敏先生も交え、熱量あふれる当時のみんぱくを振り返ります。今回はオンラインでの開催です。みなさま、ぜひご参加ください!
お申し込みいただいた方には、11月初旬をめどに参加方法などの詳細をご案内いたします。
日時:2024年11月9日(土)13:30〜15:00
予約期間:2024年9月4日(水)~2024年11月5日(火)
参加費:無料(要事前申込/受付フォームよりお申し込みください)
※参加にはZoom(オンライン会議システム・基本無料)が必要です。
パソコン等機器(音声・カメラ付き)と通信環境があり、Zoomのアプリケーションが使用可能である状態でご参加ください。
藤井龍彦名誉教授のインタビュー映像をご覧いただけます。
「時代の証言」(みんぱく創設50周年記念サイトより)
【短編】
【長編】
【受付中】2024/12/7(土)第555回友の会講演会「異郷の聖母子たち―アジアの美術とキリスト教」
事前申込制です。
会員以外の方もご参加いただけます(参加費500円)。
お申し込みは、ページ末尾の受付フォームをご利用ください(お電話等でのお申し込みも受け付けております。)
なお、友の会会員の方は、会場参加に限り、事前申込が不要です。
当日会員証をご提示ください。
演題
異郷の聖母子たち―アジアの美術とキリスト教
講師
古沢 ゆりあ(国立民族学博物館 機関研究員)
内容
本講演では、アジアのキリスト教美術のうち、近現代、特に20世紀に焦点を当てます。1920年代から宣教師らにより、中国、日本、東南アジアなど、各地で「現地の様式によるキリスト教美術」の制作が奨励されました。それらは、現地での宣教に用いられたほか、西洋に渡り、博物館や博覧会で展示されました。洋の東西を行き来した聖母子の図像についてお話しします。
日時
2024年12月7日(土)13:30~15:00(開場13:00)
参加方法
【1】みんぱく第5セミナー室での聴講
友の会会員、キャンパスメンバーズ:無料、一般:500円
会場受付にて、会員証もしくは参加証(受付完了時に届く自動返信メール)をご提示ください。
会場:第5セミナー室
定員:70名(申込先着順)
【2】オンライン(ライブ配信)での聴講
友の会会員限定:無料
パソコン、スマートフォン、タブレット端末をお持ちの方に限ります。
視聴用アドレスは、お申し込み時のアドレスにお送りします。
受付が完了すると1両日中に自動返信メールが届きます。
メールが届かない場合は、友の会事務局(06-6877-8893)までご連絡ください。
開催5日前を目安に、開催要項(アクセス方法など)をお送りいたします。
【受付中】2025/1/11(土)第556回友の会講演会「『アイヌ通史』にみるアイヌ史研究の課題と展望」
事前申込制です。
会員以外の方もご参加いただけます(参加費500円)。
お申し込みは、ページ末尾の受付フォームをご利用ください(受付開始日時以降、お電話等でのお申し込みも受け付けております。)
演題
『アイヌ通史』にみるアイヌ史研究の課題と展望
講師
マーク・ウィンチェスター(民博助教)
内容
私は英語圏初の本格的なアイヌ近現代史書を日本語に翻訳し、2021年に『アイヌ通史』として刊行しました。原著は、私の大学時代の師匠が1996年に出版した本です。この本を翻訳した理由の一つは、日本語のアイヌ史研究に見られない論点がたくさん含まれているからです。本講演では、『アイヌ通史』をいかに日本のアイヌ史研究の中に位置づけることができるか、または研究の今後の展望についてお話しします。
日時
2025年1月11日(土)13:30~15:00(開場13:00)
参加方法
【1】みんぱく第5セミナー室での聴講
友の会会員、キャンパスメンバーズ:無料
一般:500円
会場受付にて、会員証もしくは参加証(受付完了時に届く自動返信メール)をご提示ください。
会場:第5セミナー室
定員:70名(申込先着順)
【2】オンライン(ライブ配信)での聴講
友の会会員限定:無料
パソコン、スマートフォン、タブレット端末をお持ちの方に限ります。
視聴用アドレスは、お申し込み時のアドレスにお送りします。
受付が完了すると1両日中に自動返信メールが届きます。
メールが届かない場合は、友の会事務局(06-6877-8893)までご連絡ください。
開催5日前を目安に、開催要項(アクセス方法など)をお送りいたします。