第463回 世界各地のイスラーム みんぱくでその広がりを考える

演題
世界各地のイスラーム みんぱくでその広がりを考える

 

内容
ユダヤ教、キリスト教に続いて、中東に誕生した一神教イスラーム。現地ではこれらの宗教が共存する一方で、遠征や交易、布教活動、移住により、イスラームは世界各地に広がりました。 ひと口に「イスラーム」といっても、歴史・地理的要因により、世界のムスリムの暮らしのあり方はさまざまです。 観光、留学、就労、結婚、改宗などによって在日ムスリムも増えています。みんぱくの展示や教材をヒントに、世界各地のイスラームについて考えてみましょう。

※講演会終了後、講師を囲んで懇談会(40分)をおこないます。

講師
山中 百里子(国立民族学博物館准教授)

日時
2017年2月4日(土) 13時30分~14時40分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料、一般:500円

第117回 異文化が交差する物語 アラビアンナイトからのぞく中東世界

演題
異文化が交差する物語
アラビアンナイトからのぞく中東世界

内容
9世紀に原型ができたとされる“中東の文学”アラビアンナイト。じつはこの物語、18世紀にヨーロッパ人に見出されるまで、中東ではさほど親しまれる存在ではありませんでした。ヨーロッパ人に「発見」されたこの物語からは、中東に向けられたまなざし、そこに暮らす人びとの文化や信仰心、世界観を感じ取ることができます。 千一夜という大長編に至った経緯とともに、物語をとおして中東の人びとが育んできた価値観をさぐります。

※講演会終了後、講師を囲んで懇談会を実施します(40分)

講師
西尾 哲夫(国立民族学博物館教授)

日時
2017年2月25日(土) 13時30分~14時40分

場所
モンベル御徒町店4Fサロン

定員
60名(申込先着順)

備考
■友の会・モンベル会員:無料、一般:500円

第462回 【新アイヌの文化展示関連】 アイヌ文化を楽しく学ぶ 関西での活動を例に

演題
【新アイヌの文化展示関連】
アイヌ文化を楽しく学ぶ 関西での活動を例に

内容
2016年6月にオープンした新「アイヌの文化」展示では「現代、そして未来」というセクションを設け、伝統を継承しつつ、あらたな文化を創造する姿を紹介しています。本講演会では新しくなった展示の見どころを紹介するとともに、関西でアイヌ文化の普及・継承活動に携わる方をゲストに迎えて、近年の取り組みとそれに対する思いを語っていただきます。
===
大阪を拠点に展開する、手仕事や芸能など「体験」を重視した活動を紹介します。

※講演会終了後、解説付きで、新しくなったアイヌの文化展示を見学会。(40分)

講師
齊藤 玲子(民博准教授)、
ゲスト:藤戸 ひろ子(ミナミナの会代表)

日時
2017年1月7日(土) 13時30分~14時40分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料、一般:500円

第116回 【新「アイヌの文化展示」関連】 「アイヌ・アート」をもっと身近に イラストレーションから踊りまで

演題
【新「アイヌの文化展示」関連】
「アイヌ・アート」をもっと身近に イラストレーションから踊りまで

内容
2016年6月にオープンした新「アイヌの文化」展示では「現代、そして未来」というセクションを設け、伝統を継承しつつ、あらたな文化を創造する姿を紹介しています。本講演会では新しくなった展示の見どころを紹介するとともに関東でアイヌ文化の普及・継承活動に携わる方をゲストに迎えて、近年の取り組みとそれに対する思いを語っていただきます。
===
伝統をふまえつつ、あらたな表現方法に挑戦する、作家/アーティストたちの活動などについて紹介します。

※講演会終了後、解説付きで、アイヌ文化交流センターの資料を見学します(40分)

講師
齋藤 玲子(国立民族学博物館准教授)
ゲスト
小笠原 小夜(アイヌ文化交流センター非常勤職員、イラストレーター)

日時
2017年1月9日(月・祝) 13時30分~14時40分

場所
アイヌ文化交流センター

定員
60名(申込先着順)

備考
■友の会会員:無料、一般:500円

第88回 民族学研修の旅 映像がつなぐ人びとを訪ねて ─ 多民族国家ネパールの生活文化にふれる旅

第88回 民族学研修の旅 映像がつなぐ人びとを訪ねて ─ 多民族国家ネパールの生活文化にふれる旅

2017/01/08~01/15

■講師:南 真木人(国立民族学博物館准教授)

交流重視の8日間!国立民族学博物館(みんぱく)が撮りためた映像番組の取材先を訪問します!

北海道の1.8倍ほどの面積の国土に、標高差のある自然と、多様な価値観をもつ人びとが暮らしを営むネパール。バザールや楽師カーストの集落等、みんぱくが撮りためた映像番組んも取材先とともに、在住日本人の案内で医療や生業の現場を訪問する交流重視の8日間。縁ある人びとを訪ねて山地から平地、都市から地方へと移動し、自然と人びとの営みがともに多様なネパールの「いま」を体験します。

●本旅行の関連イベントを実施します。
旅行の同行講師である南真木人先生を講師に迎え、ネパールを身近に考える講演会、体験セミナーを実施します。

【大阪】第458回友の会講演会
2016年9月3日(土)「ネパール、『市民社会』を展望する」
【東京】第73回体験セミナー
2016年9月30日(金)「目と舌で知るネパール―映像鑑賞と国民食『ダール・バート』を手で食べる」
※会場、開催時間等詳細は、「友の会講演会」「体験セミナー」頁にてご確認ください。