【終了】第124回 野次から応援へ―応援の比較文化論の試みから

演題
野次から応援へ―応援の比較文化論の試みから

内容

舞踊団「ナ・ホウ・エ・ファ」による、マオリのカパハカ(提供:国立民族学博物館)

応援というのは人間にありふれた行為です。しかし世界各地のスポーツの場における応援を比較してみると、それぞれの国の事情が垣間見えたりします。また日本の応援団という存在は、日本的な文化として注目を浴びることがあります。ところが日本の応援団をあらためて応援する組織の来歴に位置付けて眺めてみると、意外と外来文化の影響を受けたとおぼしき側面が立ち現れてきます。本講演では、応援をめぐって研究をすすめていくなかで見えてきたことについて紹介します。

※講演会終了後、講師を囲んで懇談会(40分)をおこないます。


講師
丹羽  典生(国立民族学博物館准教授)

日時
2018年12月8日(土) 13時30分~14時40分

場所
モンベル御徒町店4Fサロン

定員
60名(申込先着順)

備考
■友の会・モンベル会員:無料、一般:500円

【終了】第483回 アーミッシュの信仰と文化― 歴史から現代へ

演題
企画展「アーミッシュ・キルトを訪ねて―そこに暮らし、そして世界に生きる人びと」
アーミッシュの信仰と文化― 歴史から現代へ

内容

アーミッシュは北米の田園地帯に暮らすキリスト教の一派で、素朴なライフスタイルを特徴とします。過剰を好まず、教育や医療も自分たちでおこなおうとします。その起源は一七世紀末のスイスで、母語はドイツ語です。聖書の教えを厳格に守る彼らは、派手な芸術を好みません。一方、先祖伝来のカリグラフィー(文字装飾)、書籍印刷、木工、手織りのキルトにみられる豊かな色彩と温もりのあるデザインはじつに魅力的です。彼らの来歴とともにその暮らしを紹介します。
※講演会終了後、解説付きで企画展の展示見学会をおこないます(40分)。
[解説 鈴木 七美(国立民族学博物館教授)]

オハイオ州ホームズ郡の州道を行くアーミッシュの馬車。「低速車両」の標識をつける義務があるため遠くからもよくみえる(撮影・踊共二)

 

講師
踊 共二(武蔵大学教授)

日時
2018年12月1日(土) 13時30分~14時40分

場所
国立民族学博物館2階 第5
セミナー室

定員
96名(当日先着順)

備考
■友の会会員:無料、一般:500円
■展示見学会にご参加の方は会員証もしくは展示観覧券をご提示ください。

【特別講演会】世界遺産マチュ・ピチュー神秘のベールを剥ぐ

「世界遺産マチュ・ピチュー神秘のベールを剥ぐ」

阪急生活楽校にみんぱくの研究者が登場します!

世界文化遺産マチュ・ピチュは有名だが、考古学的資料は意外にも少ない(撮影・関雄二)


★阪急生活楽校とは…
第一線で活躍しているゲストを迎え、暮らしを「楽しむ」ためのヒントを学びます。

内容
古代アンデス文明の宝庫、南米ペルー共和国。なかでもインカ帝国時代の遺跡マチュ・ピチュはその絶景を求めて旅行者が絶えない人気の世界遺産です。遺跡の担った役割や探検家による発見の経緯、地元住民と世界遺産との関係まで、知られざるマチュ・ピチュを徹底的に紹介します。

講師
関 雄二(国立民族学博物館副館長・教授)

日時
2018年1126日(月)14:0015:30 

会場
阪急うめだホール(阪急うめだ本店9階)

参加費
友の会会員500円、一般1,000円

定員
300名(申込先着順)

申込方法
友の会事務局、または阪急生活学校の受付フォームよりまでお申し込みください。
阪急生活楽校:http://www.hankyu-dept.co.jp/honten/h/seikatsugakkou/index.html

 

【緊急企画!】時と場所をつなぐビーズ

【みんぱく友の会・オリエント美術館友の会相互企画!トークイベント】
時と場所をつなぐビーズ


現在、岡山市立オリエント美術館で展覧会「国立民族学博物館コレクション ビーズーつなぐ かざる みせる」を開催しています(〜1125日)。「みんぱく特別展から1年半。美術館を会場に、資料の選定や見せ方にも工夫して、より洗練された展示に仕上がりました!」と企画者の池谷和信先生も自負するこの展覧会。進化した展示を楽しんでいただきたく、ギャラリートークつきの講演会を開催します。

話者

池谷 和信(国立民族学博物館教授)
四角 隆二(岡山市立オリエント美術館)
坂 憲一(トーホー株式会社)

日程 2018年11月25日(日) 
【プログラム】
13:00 会場
13:30 レクチャー
     話題定期「素材から見たビーズの道」池谷和信(民博教授)     
     発表1  「古代オリエントのガラスの道」四角隆二
(岡山市立オリエント美術館学芸員)
     発表2  「国境を越える現代のガラスビーズ」坂憲一(トーホー株式会社)
14:20 ディスカッション、質疑応答
15:00 ギャラリートーク
15:30 終了

会場
岡山市立オリエント美術館(http://www.orientmuseum.jp)

参加費
要展示観覧券(友の会会員800円、一般1,000円)

定員
50名(申込先着順)

申込方法
友の会事務局までお申し込みください。
●乗車希望者20名以上で往復バスを運行します!
【バスの運行詳細】
10時頃発  JR茨木駅、阪急茨木市駅、大阪モノレール万博記念公園駅 
19時半頃着 JR茨木駅、阪急茨木市駅、大阪モノレール万博記念公園駅
往復運賃 6,500円
※バスご希望の方は11月14日(水)までにお申込みください。手配確定後集合場所等詳細をご案内します。希望者が20名に満たない場合は手配がありませんのであらかじめご了承ください。