【終了】第487回 イラン音楽の楽しみ―伝統打弦楽器サントゥールを例に

演題
【企画展「旅する楽器―南アジア、弦の響き」関連】
イラン音楽の楽しみ―伝統打弦楽器サントゥールを例に

内容
近年、外国からの観光客誘致に力を入れているイラン。日本からの旅行者も増える傾向にある一方で、イランの音楽について知る機会はいまだ少ないように思います。いわゆる「民族音楽」というと、ともすれば珍しい楽器の響きだけに心を奪われてしまいがちですが、本講演では「微分音」「無拍」「旋律進行」という三つのキーワードに着目し、伝統楽器サントゥールの実演を交えながら、イラン音楽の魅力を紹介します。
※講演会終了後、講師を囲んで懇談会をおこないます(40分)。時間内に展示の見学も予定しています。

講師
谷 正人(神戸大学大学院准教授)

日時
2019年4月6日(土)13時30分~14時40分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(当日先着順)

備考
■友の会会員:無料、一般:500円
■展示の見学にご参加の方は会員証もしくは展示観覧券をご提示ください。

 

【終了】第93回 インドネシア東部、ヌサトゥンガラ諸島の住まいを訪ねる

タイトル
インドネシア東部、ヌサトゥンガラ諸島の住まいを訪ねる

内容
インドネシアの個性豊かな住まいを訪ねる第2弾!
フローレス島、ティモール島、スンバ島の3島が舞台です。

1万を超える島々に200以上の民族が暮らすインドネシア。その家屋や集落には、配置や方位、装飾やシンボリックな形状に人びとの世界観を見ることができます。

本企画の舞台は、いまなお訪れる人の少ないヌサトゥンガラ諸島に属する3つの島。フローレス島、ティモール島、スンバ島を訪ねます。巨大な円錐形の高床住居や神が住まうとんがり屋根の家々など、島ごと民族ごとに異なる個性豊かな住まいを見学します。集落散策のほか、独特の生態系を維持する島の自然を堪能するプログラムもご用意しました。

住空間のあり方は、この半世紀のあいだに大きく様変わりしました。個人のものでも、人間のみの所有物でもない「住まい」本来のあり方をインドネシアの島々にさぐります。

ご不明な点がありましたら、事務局までお問い合わせください。詳細が必要な方には旅程を記したチラシを郵送いたします。

講師
佐藤 浩司(国立民族学博物館准教授)

期間
2019年6月7日(金)~6月18日(火) [12日間]

申込締切
2019年4月26日(金)

定員
25名(最少催行人数15名)

参加費用
510,000円(他、空港使用料等が必要です)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

備考
■お一人部屋(有料)のご希望もうけたまわります。
■正会員、体験会員にご登録いただくことで一般の方もご参加いただけます。

屋根裏に神が住まうスンバ島の集落
フローレス島リオ人の中心家屋。東インドネシア最大級の木造家屋
フローレス島ンガダ人の集落
現生する世界最大のオオトカゲ コモドドラゴン。大きいものは体調3mにも達する
光の加減で湖水の色が変わるクリムトゥ山頂のカルデラ湖でご来光を拝みます。山頂付近まで車で移動し、少し歩きます
周辺は住まいに負けず劣らず個性豊かなイカット(絣織)の産地です(以上写真はすべて、提供・佐藤浩司)

 

【終了】第125回 米国先住民ホピの暮らしと世界観

演題
米国先住民ホピの暮らしと世界観

内容

カチーナ人形資料を熟覧中のダランス・チェミカ氏(2014年10月16日撮影)

米国アリゾナ州のグランドキャニオンの近くに保留地を持つ先住民ホピは、乾燥した土地に暮らす農耕民です。農作物の生長に欠かせない降雨を祈願する儀礼には、超自然的存在カチーナが現れます。動物や植物や自然現象そのものを表し、その存在自体が雨雲の化身とみなされています。民博はカチーナ人形資料を281体収蔵しています。ホピの人びとによる資料解説映像を通して、彼らの暮らしと世界観を紹介します。

※講演会終了後、講師を囲んで懇談会(40分)をおこないます。


講師
伊藤 敦規(国立民族学博物館准教授)

日時
2019年3月9日(土) 13時30分~14時40分

場所
モンベル御徒町店4Fサロン

定員
60名(申込先着順)

備考
■友の会・モンベル会員:無料、一般:500円