第54回体験セミナー シリーズ「巡礼(2)」 熊野信仰・熊野詣の成立 ─ ―日本人の聖地信仰のルーツをさぐる) 2泊3日

第54回体験セミナー シリーズ「巡礼(2)」 熊野信仰・熊野詣の成立 ─ ―日本人の聖地信仰のルーツをさぐる

2007年5月18日(金)~20日(日) 2泊3日

熊野信仰の歴史は古く、神話時代にまでさかのぼります。聖地としての熊野は上下・道俗の身分を問わず、そして女性をも拒まず受け入れてきました。

そうした日本を代表する山岳霊場、熊野の歴史をたどり、その信仰を全国的に広めた山伏や熊野比丘尼の活動などをとおして熊野信仰・熊野詣がどのように成立・展開したのかを考えます。 じっさいに古道をあるいて史跡・社寺を訪ね、人々の熊野への想いを体験してみませんか。

第347回 現代社会の宗教・信仰(1) フランスにおけるイスラーム

演題
現代社会の宗教・信仰(1)
フランスにおけるイスラーム

内容
フランスには300万から400万のムスリムが住み、さまざまな形で差別を受けてきました。文化的他者を統合することは民主主義の試金石といえます。中央集権的なフランスはそれに成功するのでしょうか。フランスの事例をとおして21世紀の国家と宗教について考えてみましょう。

※講演会終了後、講師の先生との懇談会をおこないます。(約1時間)当日、講演会受付にてお申込みください。

講師
竹沢 尚一郎(国立民族学博物館教授)

日時
2007年5月5日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第346回 特別展「聖地・巡礼」関連 聖地・巡礼 ―視覚と現実のはざま―

演題
特別展「聖地・巡礼」関連
聖地・巡礼 ―視覚と現実のはざま―

内容
映像の特色はその場の様子の全体をとらえることができる点にあり、目にみえない「聖なるもの」を記録するうえでおおいに力を発揮します。しかし、記録映画として完成したものからはやはり抜け落ちてしまう部分があります。取材や資料収集でのエピソードなどをとおしてそうした記録の裏側にも目を配りつつ、「聖なるもの」を映像で記録することの意味について考えてみましょう。

※講演会終了後、特別展見学会をおこないます。(約1時間)当日、講演会受付にてお申込みください。

講師
大森 康宏(国立民族学博物館教授)

日時
2007年4月7日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第81回 【巡回展「山本紀夫写真展」関連】 雲の上で暮らす ―アンデス・ヒマラヤ・チベット

演題
【巡回展「山本紀夫写真展」関連】
雲の上で暮らす ―アンデス・ヒマラヤ・チベット

内容
民博で開催された写真展が東京でも開催されます。そのオープニング当日、40年間にわたる山本名誉教授のフィールドワークについて、臨場感あふれるすばらしい写真とともにお話しいただきます。

講師
山本 紀夫(国立民族学博物館名誉教授)

日時
2007年4月21日(土)