第364回 特別展「アジアとヨーロッパの肖像」関連 新・西方・東方見聞録 ―「アジアとヨーロッパの肖像」展の見せかた・見かた 講師

演題
特別展「アジアとヨーロッパの肖像」関連
新・西方・東方見聞録 ―「アジアとヨーロッパの肖像」展の見せかた・見かた

内容
マルコポーロの『東方見聞録』が、ヨーロッパのアジアへの眼を開かせた書物であるとすれば、今回の特別展は、アジアとヨーロッパが互いにその眼をどのように開いていったかをたどるものです。今回の展示にこめられた仕掛け、そしてその見つけ方をお話します。

※講演会終了後、特別展見学会を開催します。(1時間程)

講師
吉田 憲司(国立民族学博物館教授)

日時
2008年10月4日(土) 14時~15時

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第85回 人類学のあゆみ(1) フランス・イギリスの人類学 ―マリノフスキーからレヴィ=ストロースまで

演題
人類学のあゆみ(1)
フランス・イギリスの人類学 ―マリノフスキーからレヴィ=ストロースまで

内容
近代人類学はどのように出発してどのように発展してきたのでしょうか。またそれを築いた人類学者たちはどの ような人物だったのでしょうか。彼らの人生や経歴、時代背景などにも触れながら、人類学研究のあゆみをたどります。

今回はイギリス、フランスの人類学について語っていただきます。

講師
竹沢 尚一郎(国立民族学博物館教授)

日時
2008年10月26日(日) 14時~15時30分

場所
JICA地球ひろばセミナールーム301

定員
60名(申込先着順)

備考
■友の会会員:無料

第56回体験セミナー シリーズ「巡礼(3)」「国東・神と仏のかくれ郷を訪ねる-宇佐神宮、六郷満山」 ─

第56回体験セミナー シリーズ「巡礼(3)」「国東・神と仏のかくれ郷を訪ねる-宇佐神宮、六郷満山」 ─

2008年9月19日(金)~21日(日) 2泊3日

六郷満山は国東半島の中央に位置する長安寺・両子寺を中心に発展した山岳仏教が花開いた地です。 八幡大菩薩の応化といわれる仁聞菩薩が、国東半島の山々を修験の霊場として開いたという伝承も残されており、宇佐神宮とも密接なつながりをもち、神仏習合文化の発祥の地ともされています。

宇佐から国東にかけての地方神でありながら全国各地にまつられている八幡神信仰や六郷満山文化をとおして人々の神や仏への信仰に想いをめぐらせましょう。

第363回 シリーズ「人類学者×人類学者」(4) 友愛の人 マルセル・モース

演題
シリーズ「人類学者×人類学者」(4)
友愛の人 マルセル・モース

内容
よく知られているように、フランスの国是は「自由・平等・友愛」です。この「友愛」をモース以上に実際に生きた人を、私は知りません。かれは『贈与論』を著した人類学者として名を残しましたが、研究者・教育者であっただけでなく、社会党の活動家であり、みずから組合運動を実践し、新聞に記事を書きつづけました。人類学者であることと社会のなかで生きることがどのように可能なのか。それを考えてみます。

※講演会終了後、講師の先生との懇談会をおこないます。

講師
竹沢 尚一郎(国立民族学博物館教授)

日時
2008年9月6日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料