第70回体験セミナー 日本の食文化 ─ 昆布に親しむ

第70回体験セミナー 日本の食文化 ─ 昆布に親しむ

6月25日(木)10時半~15時

日本の食文化をささえる、縁の下の力持ち「昆布」。 昆布じめや昆布巻、佃煮はもとより、日々口にするさまざまな料理にうま味を与える昆布は、日本がほこる貴重な食品です。動物性油脂分に「美味しさ」を求める地域が主流であるなか、良質の昆布が育つ環境に立地したことにもあいまって、日本では「昆布だし」の文化が発達しました。そんな身近な食品が、食の欧米化にともない、私たちの食生活から姿を消しつつあります。本セミナーでは、身近な食品にして、じつはあまり知られていない「昆布」を、食と、食をささえる生業の双方から再考します。

【実施内容】
・講義:「生業や資源利用から昆布を考える」(飯田卓)/「食から昆布を考える」(土居純一)
・昼食:精進料理を味わう
・ワークショップ:だしの取り方講座/映像資料「こんぶ漁」の鑑賞/昆布実物の見比べ

※ お土産に「こんぶ土居」の昆布加工食品をお持ち帰りいただきます。
※ 諸事情により内容を変更する場合があります。