万国喫茶往来 第9回 東南アジア1
海域アジアの要ジャワのテー・ボトル
文=白石 隆
写真=大村次郷
17世紀、海の帝国を誇るオランダにとって、ジャワは海域アジアの要であり、自らの勢力拡大には不可欠な要所であった。 ボゴールを中心に一面の茶畑がひろがり、世界有数の茶生産地と知られる現在のジャワの姿もこれと無縁ではない。 インドネシアの人びとと茶の関係をヨーロッパとの関係史から紐解いていく。
赤い石がつくる道
―カーネリアン・ロードをたどって
小磯 学
遠藤 仁
1章 採掘、加工、交易の歴史
2章 加工の現場から
3章 消費のかたち
パキスタンの結婚
常見 藤代
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【地域(国)】
東南アジア(インドネシア)
南アジア(インド、パキスタン)
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【執筆者(五十音順。肩書は発行当時のもの)】
遠藤 仁(えんどう ひとし 総合地球環境学研究所研究員)
小磯 学(こいそ まなぶ 神戸夙川学院大学准教授)
白石 隆(しらいし たかし 政策研究大学院大学学長・京都大学名誉教授)
常見 藤代(つねみ ふじよ 写真家)