第479回 日本人のブラジル移住とコーヒー文化の逆流―カフエーパウリスタ箕面喫店を中心に

演題
日本人のブラジル移住とコーヒー文化の逆流
―カフエーパウリスタ箕面喫店を中心にー

カフエーパウリスタ箕面喫店(1911)(提供:箕面市行政史料(個人寄託))

日本人はコーヒー農園の労働者としてブラジルに移住しましたが、ブラジル側はコーヒーを飲む文化を日本に定着させようとしました。サンパウロ州政府からコーヒー豆の無償提供を受け、一杯5銭のコーヒーを飲ませるチェーン店カフエーパウリスタが銀座をはじめ各地にオープンしました。その1号店が箕面駅前にできたこと、しかもその建物が移築され、数年前まで豊中駅前に存在していたというコーヒー文化の‘秘史’について語ります。※講演会終了後、割引料金でニフレルをご見学いただけます(希望者のみ)。ニフレルの小畑洋館長の説明のあと、自由見学となります。受付時に1700円をお支払いください。

講師
中牧 弘允(千里文化財団理事長、吹田市立博物館長、国立民族学博物館名誉教授)

日時
2018年8月10日(金) 13時30分~14時40分

場所
ニフレル(大阪府吹田市千里万博公園2-1 EXPOCITY内 )
※当日ニフレル券売所前にて受付

定員
80名(当日先着順)

備考
■友の会会員:無料、一般:500円