演題
【みんぱく名誉教授シリーズ】
日本文明の夜明け―梅棹忠夫と三内丸山遺跡
内容
1993年に発見された三内丸山遺跡の六本柱の巨大モニュメントは、小規模な狩猟採集段階にあったとされていた縄文時代の社会の在り方の再考をうながしました。梅棹忠夫はこの遺跡を訪れたあと、「都市的性格が強く、その中心となったのが神殿であった」と述べました。日本の歴史を文明という一本の線上で捉えようとする、この大胆な仮説の成立過程とそれがその後の研究の展開にどのような影響を与えたかを考えます。
※講演会終了後、講師を囲んで懇談会(40分)をおこないます。
講師
小山 修三(国立民族学博物館名誉教授)
日時
2018年2月3日(土) 13時30分~14時40分
※1月と2月の友の会講演会の講師が『月刊みんぱく』11月号掲載内容から変更になりました。ご注意ください。
場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室
定員
96名(先着順)
備考
■友の会:無料、一般:500円