第470回 シーボルト父子が集めたアイヌ文化

演題
【開館40周年記念特別展「よみがえれ! シーボルトの日本博物館」関連】
シーボルト父子が集めたアイヌ文化

内容
ドイツ人の医師・博物学者で、19世紀に二度に渡って来日したシーボルト。彼の膨大な収集品の一部には、アイヌ文化に関する資料がありました。シーボルトが収集したアイヌ資料は、古さ、種類の多さ、日本を理解するうえで重要な要素になっていたであろう点で、大きな意味をもっています。そして、彼のアイヌ文化への関心は、次男のハインリッヒへと受け継がれていきました。親子二代に渡るシーボルト家のアイヌ資料収集についてご紹介します。

※講演会終了後に講師の案内のもと、展示見学会をおこないます(40分)。

講師
佐々木史郎(国立アイヌ民族博物館設立準備室主幹)

日時
2017年9月2日(土) 13時30分~14時40分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会:無料、一般:500円
■展示見学会に参加の方は会員証もしくは展示観覧券をご提示ください。