演題
【みんぱく名誉教授シリーズ】
民族学で解く千里ニュータウンと大阪万博
内容
千里ニュータウンに暮らす住民は主に1960年代に「出オオサカ」を果たした都市民です。核家族が基本で「家」の観念は薄く、数百年の伝統を継承する村人とは異なる文化を形成してきました。このような千里丘陵における新旧の住民の文化的差異を比較し、1970年の大阪万博がもっていた意味をかんがえます。また、大阪万博の遺産である万博公園が千里丘陵において果たしている役割についても考察を加えたいと思います。
※講演会終了後、講師を囲んで懇談会(40分)をおこないます。
講師
中牧弘允(吹田市立博物館長、国立民族学博物館名誉教授)
日時
2017年10月7日(土) 13時30分~14時40分
場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室
定員
96名(先着順)
備考
■友の会:無料、一般:500円