演題
フィリピンから海外に向かう人びと 日本と韓国の事例を中心に
内容
フィリピンは、国外に約1024万人もが居住する「移民送り出し大国」です。日本には23万人のフィリピン人が暮らしています。かつての宗主国であるアメリカ合衆国をはじめ、中東や欧州、アジアには、男性労働者のみならず、介護や看護に従事する女性が、そして日本や韓国には、移住先社会の男性と婚姻を結ぶ女性が多く居住しています。本講演会では日本と韓国に住むフィリピン人移住者に注目し、コミュニティの活動や現地社会との関係構築の在り方について紹介します。
※講義(70分)終了後、講師を囲んで懇談会をおこないます。
講師
永田 貴聖(国立民族学博物館機関研究員)
日時
2016年8月6日(土) 13時30分~15時30分
場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室
定員
96名(先着順)
備考
■友の会会員:無料、一般:500円