第448回 世界の食文化を学ぶ④ 移住がつくる客家の食

演題
世界の食文化を学ぶ④
移住がつくる客家の食

内容
広大な面積を誇る中国は、地理的条件が多様であれば、人びとの生活もさまざまです。 食文化も一様ではなく「中国料理」といっても一言に括ることはできません。漢族の一集団である客家は中国北部から南下し、中国南部や台湾に移動・定着した歴史をもちます。また、海外に居住する華僑・華人のなかにも客家は少なくありません。食文化から彼らの移動性をさぐるとともに、近年、移住先で再構築される客家料理に着目し、食のグローバル化とローカル化について考えます。

※講義と併せ、講師を囲んで懇談会をおこないます。

講師
河合 洋尚(国立民族学博物館助教)

日時
2015年11月7日(土) 14時~16時

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料