演題
世界の食文化を学ぶ③
「医食同源」の思想 中国の食と漢方
内容
漢方医学は、古代中国医学が5~6世紀頃伝来し、日本の風土や日本人の体質に合わせて独自に発展した日本の伝統医学です。「医食同源」ということばが示すとおり、漢方のルーツとなる古代中国医学は、食べ物が体を養う最大の薬であるとしており、漢方薬を構成する生薬の多くは、食べ物となっている植物由来です。中国の医食同源の考え方からどのように漢方薬が生まれたのか、さらに現在注目されている漢方薬についても紹介します。
※講義と併せ、漢方の煎じ方、丸剤の成形の実演もご覧いただきます。
講師
池谷 幸信(立命館大学特任教授)
日時
2015年10月3日(土) 14時~16時
場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室
定員
96名(先着順)
備考
■友の会会員:無料