演題
新南アジア展示関連
インドを彩る日本のタイル インド近代化遺産のもうひとつの物語
内容
日本でも最近耳にする文化遺産のあらたな概念「近代化遺産」。インドではいま、イギリスの植民地支配の記憶を伝える多様な「印洋」折衷建築の再評価が進んでいます。それら建築を彩るタイル自体、衛生観念の浸透とともに普及した近代化のシンボルです。植物文様やヒンドゥーの神がみを表した色彩豊かなタイルの多くが、じつは日本で製作されました。この小さな「文化遺産」を手がかりに、激動の近代史に隠された日本とインドの交流の足跡をたどります。
※講義と併せ、懇談会をおこないます。
講師
豊山 亜希(現代インド地域研究国立民族学博物館拠点 拠点研究員)
日時
2015年8月1日(土) 14時~16時
場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室
定員
96名(先着順)
備考
■友の会会員:無料