演題
世界の食文化を学ぶ①
つくられる地域の食 スローフード発祥の地、イタリアから考える
内容
モノと情報が行き交う現代、均質化する食に疑問を投じ、食の在り方を見直す動きは、世界的な動向となっています。日本における地産地消をはじめ、食の安全や地域再興といった文脈のもと、地域に根差した食を実践化する傾向が数多く見られます。 一方で、ローカルな食の形成には、市場や国家、人びとの移動等、グローバルな現代社会の様相が複雑に関係するといわれています。食の安全だけでは語ることのできないローカルな食の形成について、イタリアを例に考えます。
※講演会終了後、講師を囲んで茶話会形式の質疑応答の時間を予定しています。(1時間程度)
講師
宇田川 妙子(国立民族学博物館准教授)
日時
2015年4月4日(土) 講演会14時~15時10分
場所
国立民族学博物館2階 第3セミナー室
定員
96名(先着順)
備考
■友の会会員:無料