演題
ナラ林文化を再考する
内容
大陸アジアの照葉樹林帯に、日本文化の起源を求めた照葉樹林文化論。この学説 の一翼を担った佐々木高明元館長は、南北双方からルーツを探る必要性を併せて 指摘し、照葉樹林文化に対応するものとして、北方系の文化の流れに「ナラ林文 化」という仮説の枠組みを設定しました。本講演では、ナラ林文化論に託された 課題を抽出し、生態環境や歴史的変遷をふまえつつ、「ナラ林文化」という文化 領域設定の可能性を改めて問い直してみたいと思います。
講師
佐々木 史郎(国立民族学博物館教授)
日時
2014年12月6日(土) 14時~15時
場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室
定員
96名(先着順)
備考
■友の会会員:無料