演題
先住民のいま(3)
共生の道をさぐる「先住民」 ─ オーストラリアにて
内容
昨年、オーストラリアのラッド首相がこれまでの先住民政策のあり方について謝罪しました。現在のアボリジナル社会におけるさまざまな現象や問題は、自国の国民の内に「先住民」という区分けが意識され、彼らのみを対象とした施策がおこなわれたことと深く関係するのではないでしょうか。先住民であるかないかに限らず、多様な人々がともに社会を構成することがさけられない現代。共生社会への道程としてオーストラリアの事例を読みときます。
※講演会終了後、講師との懇談会をおこないます。(1時間程)
講師
松山 利夫(国立民族学博物館教授)
日時
2009年9月5日(土) 14時~15時30分
場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室
定員
96名(先着順)
備考
■友の会会員:無料