演題
先住民のいま(2)
ダレがダレを「先住民」とよぶ? ─ 東南アジアにて
内容
古代から民族の移動・興亡が繰り広げられた東南アジアでは、どの民族が「先住」で、どの時代からが「後」の民族なのか、はっきりと言うことはできません。しかし現在、幾つかの国家では「先住民政策」がとられ、国連宣言も批准されています。国家や国際団体が定める「先住民」と、近年急にそう呼ばれる事になった人々との意識のズレや、森林開発の場面で唱えられる「先住民保護」の虚と実を語ります。
※講演会終了後、講師との懇談会をおこないます。(1時間程)
講師
信田 敏宏(国立民族学博物館准教授)
日時
2009年8月1日(土) 14時~15時30分
場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室
定員
96名(先着順)
備考
■友の会会員:無料