演題
シリーズ「人類学者×人類学者」(4)
友愛の人 マルセル・モース
内容
よく知られているように、フランスの国是は「自由・平等・友愛」です。この「友愛」をモース以上に実際に生きた人を、私は知りません。かれは『贈与論』を著した人類学者として名を残しましたが、研究者・教育者であっただけでなく、社会党の活動家であり、みずから組合運動を実践し、新聞に記事を書きつづけました。人類学者であることと社会のなかで生きることがどのように可能なのか。それを考えてみます。
※講演会終了後、講師の先生との懇談会をおこないます。
講師
竹沢 尚一郎(国立民族学博物館教授)
日時
2008年9月6日(土) 14時~15時30分
場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室
定員
96名(先着順)
備考
■友の会会員:無料