第360回 シリーズ「人類学者×人類学者」(1) レヴィ=ストロースとの出会い ─マルクス主義と構造主義のはざまで

演題
シリーズ「人類学者×人類学者」(1)
レヴィ=ストロースとの出会い ─マルクス主義と構造主義のはざまで

内容
レヴィ=ストロースの構造主義が日本で一世を風靡している頃、学生だった私は、その構造主義を敵視するかのような姿勢をとっていたマルクス主義人類学にはまっていました。ところが思わぬところで構造主義へとつながる考え方、トーテミズムに出会い、両者がトーテミズムに求めていたものは同じものではなかったかと、ふと気づきました。そんな私の文化人類学ことはじめをお話します。

※講演会終了後、講師の先生との懇談会をおこないます。感想や質問に答えていただくだけでなく、講師と参加者の情報交換の場にもなっています。もちろん聞いているだけでもかまいません。さまざまな話題が展開され、とても興味深いひとときです。ぜひ、一度ご参加ください。

講師
佐々木 史郎(国立民族学博物館教授)

日時
2008年6月7日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料