第123回 ヒンドゥー教祭礼の読み解き方

演題
【第92回民族学研修の旅関連】
ヒンドゥー教祭礼の読み解き方

内容
 ヒンドゥー教祭礼は、さまざまな神話上の出来事が起こったとされる日に合わせ、その出来事を人びとが再現したり祝ったりすることを基本とします。また、祭礼のタイミングは、農業や商業をはじめとした生業のサイクルの節目にあたることが多く、その節目ごとの豊穣や繁栄への願いも込められています。講演ではインド北西部の1年の祭事暦を例とし、ひとつひとつの祭礼がなぜ、どんな思いを込めて挙行されるのか、読み解いてゆきます。

※講演会終了後、講師を囲んで懇談会をおこないます(40分)。

講師
三尾 稔(国立民族学博物館教授)

日時
2018年6月23日(土) 13時30分~14時40分

場所
モンベル渋谷店5Fサロン

定員
60名(要事前申込、申込先着順)

備考
■友の会・モンベル会員:無料、一般:500円

女神祭礼の期間祀られる女神像。これはバスニ・カラン村の様子。街と郊外では祭礼の趣きが異なる(提供・三尾稔)