演題
【北東アジア地域研究拠点関連】
カザフの食と儀礼―ひとの一生を彩る草原の恵み
内容
ユーラシアの広大な草原地帯で暮らすカザフの人びと。遊牧民であった伝統を受け継ぐ彼らの食事の特徴は、乳製品や肉料理の種類の多さです。牧畜の年間サイクルと深く関わり、夏には乳製品づくり、冬には肉製品づくりと季節ごとに食は大きく変化します。また、人生の節目にも、子どものすこやかな成長や幸せな結婚生活などへの願いを込めて、草原の恵みを活かした料理がふるまわれます。本講演では、カザフの人びとの多様な食文化と食に込められた想いについて紹介します。
※講演会終了後、講師を囲んで懇談会(40分)をおこないます。
講師
藤本 透子(国立民族学博物館准教授)
日時
2018年1月27日(土) 13時30分~14時40分
場所
モンベル御徒町店4Fサロン
定員
60名(申込先着順)
備考
■友の会・モンベル会員:無料、一般:500円