第118回 【第89回民族学研修の旅関連】モンゴル高原における遊牧民の遺産

演題
【第89回民族学研修の旅関連】
モンゴル高原における遊牧民の遺産

内容
モンゴル高原では古来、匈奴・鮮卑・突厥など、様々な民族が主役の座を交代しながら、遊牧文明が維持されてきました。遊牧とは、乾燥した気候にあわせて動物を多角的に利用する生活であり、移動によって随時、自然や社会の変化に対応する柔軟性を備えています。モンゴル遊牧民は、そうした生活の知恵や移動精神を、現在に受け継ぐ人びとです。馬に乗って草原を駆け、平和構築に励んだ遊牧民の暮らしを、各地に遺る史跡を手がかりに考えます。

※講演会終了後、講師を囲んで懇談会を実施します(40分)。

講師
小長谷 有紀(人間文化研究機構理事、国立民族学博物館併任教授)

日時
2017年5月13日(土) 13時30分~14時40分

場所
モンベル御徒町店4Fサロン

定員
60名(申込先着順)

備考
■友の会・モンベル会員:無料、一般:500円