演題
【第87回民族学研修の旅関連】 国境の地に生きる
フィンランド・カレリアとエストニア・セトゥの人びと
内容
フィンランド東部・カレリア地方とエストニア東南部・セトゥ地方にはともに国境によりロシア側と分断された人びとが住んでいます。双方ともロシアの長い支配下にあったため民俗文化や宗教にはロシアの強い影響を残す一方、辺境の地であったことからそれぞれの国ではすでに失われた文化も多く保持してきました。本講演では、今日、過疎化と多数派への同化の波のなかで地域にとどまり、伝統文化を守ろうとする人びとの姿を追います。
※講演会終了後、講師を囲んで懇談会を実施します。
講師
庄司 博史(国立民族学博物館名誉教授)
日時
2016年4月23日(土) 13時30分~15時30分
場所
モンベル渋谷店5Fサロン
定員
60名(申込先着順)
備考
■友の会・モンベル会員:無料、一般:500円