演題
【第86回民族学研修の旅関連】
チョコレートの文化誌 カカオと人の4000年の物語
内容
私たちに至福の時をもたらす甘いお菓子「チョコレート」。 その原料となるカカオは、メソアメリカに起源をもち、4000年前には栽培されていたことがわかっています。薬や貨幣的価値をもち、交易や貢納の品として珍重され、またスペイン人が進出する以前は飲料として嗜まれ、高貴な人のみが口にすることのできる貴重な品でした。本講演会では、16世紀以前のメソアメリカにおけるカカオ利用を中心に、現代のチョコレートに至るカカオと人の長くて深い関係を概観します。
講師
八杉 佳穂(国立民族学博物館名誉教授)
日時
2015年10月10日(土) 14時~16時
場所
JICA地球ひろばセミナールーム600
定員
60名(申込先着順)
備考
■友の会会員:無料、一般:500円