徳島県立博物館にて「マンダラ展」開催
文化庁「地域文化芸術振興プラン」
「マンダラ展 ─ チベット・ネパールの仏たち ─」(終了)
会期
2009年12月12日[土]~2010年2月7日[日]
〈休館日:毎週月曜日(ただし1月11日(月)は開館、1月12日(火)が休館)、年末年始(12月28日~1月4日)〉
開館時間
9:30~17:00
会場
徳島県立博物館
入館料
無料
主催
文化庁
国立民族学博物館
徳島県立博物館
財団法人千里文化財団
徳島県民文化祭開催委員会
助成
独立行政法人日本万国博覧会記念機構
Mandala: Deities of Tibetan and Nepalese Buddhism
マンダラ、およそ1500年前にインドで生まれ、ネパール、中国などに伝えられ、日本にも空海たちによってもたらされました。
マンダラは悟りを求めて修行する際の心の案内図の役をしたり、弟子が入門するときの儀式などに用いる道具あるいは舞台装置となったりします。
そこでは、身体は自己という心の空間と密接に結びついたひとつの宇宙、一種のマンダラと考えられています。修行者は身体という場において、自己と宇宙との同一性を経験します。身体という宇宙は心を包む袋であるとともに、背骨が須弥山であり、肉は大陸、血管は河川、血はそこを流れる水というように、大宇宙との相同関係をもっています。
そのため、宇宙も、われわれの身体も、さらにはひとりひとりの心もマンダラと呼ばれます。マンダラは、宇宙と身体と心が元来は同じものであることを体験するための道具です。
マンダラとそこに住まう神がみの空間で、ゆっくりとくつろいで自己と世界を感じとってください。
*本事業は日本万国博覧会記念基金の助成をえて実施いたします。